~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

七歳までは・・の頃


買い物の道すがら、涼やかな花を見つけました。
小学校の通学路だった道。
毎日、付き添いとして小学校に通っていた6年間、庭の花を手入れする余裕もなくて、
道に植えられているお花をうらやましく思ったものです。

そよ風のようにフ〜ッと思い起こした記憶の縁に、二人揃っての森林浴にも行きたいときに行ける今の幸せを確認させてもらった気がしました。

図書館にて、
立ち寄る書棚はおきまりのコースが大体決まっているのですが、今日は“日記・随筆”の棚に寄り道。そして何となく手にとって、何となく開いたところに、シュタイナーの言葉を見つけました。(宮迫千鶴氏のご本です)

ルドルフ・シュタイナー。子どもが生まれた前後から幼児期まで、色々な関係本を読みながら、シュタイナー教育の世界に憧れを持って真似ごとをしていた部分もありました。

彼は『シュタイナーのカルマ論』の中で
「七歳までの子どもの教育の結果は、長い間表面には現れてこないでしょう。子どもの魂に加えられた行為の結果はもっとおそく、その人の晩年になって現れてくるのです。精神が晩年まで活発であり続けるのは、かつて教育者が子供の内なる力を引き出し、育てることができた場合です。]と言っているそうです。

“7歳までは夢の中”をキャッチフレーズにしたような子育てをしていた自分ですが、
その結果が、彼のずっと遠い未来に現れる貯金のようなものになっている、と知らされた気がして、小さな“本日のご褒美”をいただいた思いでした。

[それに対して、幼児期に正しくない教育を受けたならば、晩年に魂はおとろえ、されにまた、ー後で考察するように魂は肉体にも影響しますからー身体もまた衰えてしまいます。]
ということで、

これから結婚相手を決める方は、相手も健全な魂を守られたファンタジーの中で乳幼児期を育った方かどうかが、豊かな二人の老後を期待できる大切な要素になりそうです。
なんて。
でも、どのように育ててもらったかが、遅くても壮年期を経た後の生き方に現れてくるというのは確かな気がします。家柄とか家庭とかを重視していた昔の結婚観も、日本人の知恵が生んだものだったのかもしれませんね。

未来のmasaに幸せな結婚生活がありますように!

夏らしい一日を豊かに過ごせたことに感謝して。