あきらめないで！ピアノレッスン

私の大切な習慣の一つ、書店ブラウジング。

私の場合、直感で足の向くまま書棚をはしごするのですが、自然にその日に会うべくして会う本に引き寄せられる感じで、目の前に現れた数冊をこなしていくといつの間にかリフレッシュしています。
自分の状態を確認する意味でも大切な時間です。

今日は、何となく楽譜の棚を見た後、教育関係の棚に行きました。
そこでこんな本を見つけました。

　　　　　　　　　　 　
あきらめないで! ピアノ・レッスン ~発達障害児に学ぶ効果的レッスンアプローチ~

自閉症を含む発達障害の周辺にいながらにして、素敵なピアニストになりつつある男子と生活を共にしている私が、お伝えしたかったことが、そのままタイトルになっているので、とても嬉しくなりました。
我が家の男子の場合は、１０年目ですが、洋楽の弾き語りとクラシックの二本立てで、レパートリーを増やしています。
彼が小さかった頃は、もちろんこのような本はありませんでしたし、「障害といっても知的障害の人に歌は難しい」といった講演をきいたこともありました。でもその時点で既にたくさんの歌を美しいボーイソプラノ（昔は・・・だった(..;)で歌っている彼を知っていたので、「ピアノもできますよ」と誘っていただいたときには、「そうかも。」と素直にレッスンを受け始めて今につながっています。

このような出会いの幸運に感謝しつつ、
最近ではこの経験を伝え高めていくこともまた私達の務めであるかもしれない、と思うようになりました。

音楽は好きだけど、ピアノは・・と尻込みしているお母様がいらしたら、
この本が出会いになるかもしれません。

明日も感謝で溢れる一日になりますように。ありがとうございました。