~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

プチ本番終了〜。

今日masaショパンエチュードを弾かせていただいたピアノは
こんなビューのフロアにありました。
          
リハをさせていただくために少し早めに前に会場入りすると
約70席の心地よい空間で、ソプラノのMさんが森の妖精のように
裸足で歩き回りながらリハをしているところでした。
とても気持ちよさそうにアリアやオペラのワンシーンを歌いながら
歩き回っているすがたは、ドレスを着てしまう前よりとっても素敵に見えました。

そして、札響のバイオりニスト様にはこんなものを見せていただきました。
ニョロ〜ンと青虫のように、バイオリンについている緑の紐・・
 「これ、なかなか見ることはないと思いますけれど」って、

近くでよく見ると、ゴムのような、プツプツがいっぱい入っていて、
これをバイオリンのF穴からバイオリンの中に入れておくのだそうです。
加湿剤です。
冬場の乾燥のキツイお部屋に置いておく時にいれて、楽器の過度な乾燥を
防ぐためのものなのだそう。
ピアノはもっぱら除湿ですが、加湿も必要なんて、本当にデリケートなのだと
持ち歩ける楽器の苦労を垣間見させていただきました。

ちなみに、バイオリンの産地イタリアと札幌は緯度がだいたい同じだそうで、
空気が似ているのだそうです。だから、東京のような湿度が高めのところで演奏するより
楽器の鳴りが良いのだとの事。
つまり、日本で一番バイオリンが良く鳴るのは札幌なのだそうです。
だから、バーンスタインPMF(パシフィックミュージックフェス)を毎年開催する地
として札幌を選んだのか。。と、なるほどなお話でした。

良い機会と、音楽の栄養をいただいた日曜日が終わり、
ほ〜〜〜っとしました。
帰り道、どの道を通って帰ったのかもよく覚えていないくらい力が抜けていました。
帰宅後は、masaと二人でお疲れさま会♪。
              
今回はお客様の反応がとてもわかりやすかったので、
演奏を思い返しチェックすることもなく、心残りもなく、ただただケーキに
身を任せて次に前をむく準備をしていました。

masaを心に留めてくださった皆様、
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
また、精進できる栄養をいただきました。

夕飯クリップ☆彡