~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

手紙だからいい時もある

電話が少なくなり、代わりに手紙が時々来るようになってきた親の
心理がはっきりわからないままに、
手紙で来たから、手紙を返そう、と書いた1通目は3週間ほど前だったでしょうか。

ただ内容は、ついでがなくて話さないまま通り過ぎていた我が家の重要事項
という重めの内容だったので、ちょうど一緒に送るmasaの写真があってちょうどプラスマイナス0の感じで、、
次回はいい話を書くからね〜、と締めくくっていました。

その手紙に関して、なにか電話が来るかな、と思っていましたがそれもなく、
といって、こちらからすることもなく、心配かけたままかな、という状態で
いたところへ、次の手紙を書く必要が生まれました。

今度は、最近新車に替えたと聞いていたことを思い出し、
保険だけは厚く入っておいて、と娘の立場からは差し出がましいとも
思える訴えでしたが、どうしても言わなくては、と思ったためです。。
昨今の高齢ドライバーの事故の話題と
ここにつながる話を耳にした私が今できること として
やはり気になったからです。

今日は着いたかな、読んだかな、
と思いながら1日を過ごしていました。

この、手紙を投函してから相手の手元に着くまでの間ってかなり長いです。
その間に、自分の中身が刻々と変化し、書こうとしたときの自分とは
かなり違う心持の自分が「手紙を読んだ」という声を受け取ることになっていました。
(結局まだ電話がかかってきませんのですが)

相手が読むときと自分が書いた時の時差があるということが
良く働く場合だけではないかもしれませんが、
相手が読むまでに与えらた時間の猶予によって
自分もまた書いた内容についてもう少し客観的になっていられる
ということは、即時に到着してしまうメールにはできないことだな、と
思いました。

人は、瞬間的に思うことに付随する感情が先行している状態と
少し時間がたって一つの出来事に対する受け止め方が深くなってきてから
では、発する言葉が違うと思うのです。

その瞬間、感動をそのまま言葉にして発するのも臨場感があって
リアルに伝わりますが、その時間に伝わることが大切な内容と
層ではない内容が、メールの場合混在してしまうことが普通になりつつあるこの頃、
それ以降展開する思考や意識の変化の前に相手の反応を受け取る、
というコミュニケーションは、ベストチョイスではないこともある
思いました。

手紙って、かなりのタイムラグが発生するからこそいいところもある。

そんなことを感じていた今宵です。

夕飯クリップ☆彡