秋晴れの日本海

カレンダーに「ケーキの会」と書いておいたので、
朝からどうしようもなく浮足立って含み笑いが止まらないmasa。（ホントにわかりやすい(^-^;）

母がいつもより早起きしているのは、出発前に練習時間を確保するためだということに
気づいていません(*'▽')。
ケーキを取りに行く前に、少し足を延ばして海の方のパン屋さんへ行こうと
誘ってくれたryoukoさんとの約束の10分前までカタカタとピアノを鳴らし、
さあ、出発です♪

私は髪がネコ毛で湿度にとても敏感です。
だから、髪を乾かしながら、今日がかなりの爽やかな晴れであることを
朝から確信していました。このところの不安定な空模様が今日だけは
安定した晴天で、海と空の色が絵に描いたと見間違うほどきれいだった〜。

帰りに寄りたいCaféやお店をチェックしながら、車を約1時間走らせ、
目的地に到着。
　　　　　　　　　　
さすがに午前中で殆ど売り切れてしまうと懸念していた人気店、
駐車場は車でいっぱいです。まずはお店の前に開けた海の景色にしばし感動し、
見とれてから回れ右。・・・したら、あら？
ryokoさんが打ちひしがれたご様子。
　　　　　　　　　　　　　　
これまでの定休日に加えて、工事のためしばらく土曜日もお休みにします、と・・・。

勿論、とても楽しみにしていたので残念ではありましたが、
私は、また来る楽しみが増えた♪と思うだけで、
がっかり、というよりはお腹すいた〜、という感じでしたので、
何か近隣に美味しそうな場所はないかしら、と他をあたってみました。

行きついた場所は一転して山側です。
　　　　　　　　　　　　　　
お店の前に馬がいる、、という事だったので
その子に会いに・・というのが半分で行ってみたのでした。

店内に入ると、カレーのいい匂い♪
ドアを開ける所から暖かい雰囲気で迎えてくださった
メガネの男性がこのお店の雰囲気を物語っていました。

中には、コケのオブジェや無農薬のブドウ、そして
ギターとピアノ。
ここのハンバーガー、絶品でした。
(画像がないことで、いかに美味しかったかが伝わると(^-^;思います）
バンズも地元産のものということですが、重さが選べるハンバーグと
自家製ピクルスとの相性がアメリカの人気店のバーガーに似ていました。

私たちのくつろぎ具合も相当でしたが、
サービスの男性に「こちらは前にもいらっしゃいましたか？」と
言われてしまい、ますます話が弾んでしまいました。

今度来た時は、ここのバーガーをテイクアウトして、港の見える風景で
食べよう、と次回計画も決まり、店を出ました。

パン屋は成就せず、馬にも会えず（前日にオーナーさんのお家に越冬しに戻っていた）
本日の計画上にあったものは何一つ達成されていません。

パンがだめなら、とryokoさんが思い当たるアップルパイを求めて帰ることにしました。

その道中には、季節柄果物の出店が目白押しです。
とっても珍しいツートンカラーのナイアガラを見たり、
セロリくらい巨大に成長した小松菜を見たり、
ブドウとプルーンの試食を無心に食べているmasaと夫婦と間違えられたり・・。
（間違えられたことよりも、私が母だと言ったあとのお店のお姉さんの
リアクションの方が面白かったです(*^-^*)）
なんだか、今日はコミュニケーションの相手に恵まれた？感じの
お店にばかり立ち寄っていました。

どっさりの野菜と果物を求め、
お目当てのケーキ屋さんを目指して更に隣り町へ。

赤い可愛い、お店でした。
ところが、他のケーキは全部あるのに、アップルパイだけ売り切れで、
「今次のを作っているので、あと1時間ぐらいかかります」
・・・・。

みごとな空振り振りなのですが、私は「もっと寄り道ができる♪」と
結構ルンルン。
ryokoさんはこのまま帰る訳にはいかないという感じさえしてきて、
「クレープにしましょう！」と、次はクレープやさんへ(*^-^*)。
（さすがね〜、たくさん引き出しあるのね〜）
朝ドラ効果ですっかり開けたニッカの工場の街も見物できたし、
お墓が移る前までは毎年来ていたこの町のなつかしさにも浸って、
クレープは、masaのお腹におさまり、
本来のメインイベントであるケーキの引き取り時間を大幅に遅れてしまうまで
海の町のドライブを満喫していました。

行動を共にする相手によって、こうもその土地での行動が楽しくなるものかと
今日のryokoちゃんの検討には、心から感謝です。

そして、ケーキの会。。。
　　　　　　　　　　　
時すでに、masaの夕方の予定にあと1時間と時間が迫っていたのですが、
美味しい紅茶と絶妙なチョコムースの香りが
特別な日を記憶にとどめてくれる、良い時間でした。
ありがとう。海と空と思いやりに癒されて優しくなれた1日に感謝です。

夕飯クリップ☆彡