~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

練度の高い正直さ

近所へお使いの途中、見上げたナナカマドの実はもう赤く色づいていました。
             
季節の変わり目、喉を傷めたり咳をしたりする人が
目立ち始めた気がします。
どこかの待合室で貰ったのか、今日は喉にイガイガを感じてすぐにうがい。
夜も、いつものミントキャンディーの変わりに
ヴィックスのメディケイテッドドロップで喉をあらっています。

お昼間、
パラパラとめくっていた文庫に、見つけた一節。

‟言語は、、独り言である場合以外は、他者のものでもある。
聞かされる側にとって、自分の時間と体力と、それに相手の言語が喚起する想像力
という三つのエネルギーを話し手に提供しているのである。
魅力のない言語は拷問に等しい。・・・

・・・・・話し手の正直さこそが、言語における魅力を作り出すという事である。
正直さの欠けた言語は、ただの音響にすぎない。”


(よくぞ言ってくださいました。)

そして、この‟正直さ”というのは
下品で悪徳にさえ響く生々しい正直さではなく、練度の高い正直のことなのだそうです。
そのような言語は、相手との間を水平にし、安堵を与えられる、と。
                       (『風塵抄』司馬遼太郎より)

自らが発する言語をどのように使うのか、研鑽し
極めていくことも、一生に通じる一つの課題だと、心あらたまる一節です。

夕飯クリップ☆彡
             
         伝聞したmasaリクエスト『卵のスープ』はこんな風になりました(*^^*)。
               そして今日は、marie先生からいただいたデザート付き♪
                 
        思ってくれる人がここにいる、・・・
          そんな温かさに包まれたひと時をいただきました。感謝です。