~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

お祓いのごとく・・フルビート

休日ダイヤの朝出動は綱渡りな感じでしたが
masaは今日も無事行きました。

そして夕刻のお楽しみにも間に合いました♪。
『音大‟打楽器科”の入試の1科目(スネアドラム)実演』
みたいな余興も間に挟んだ、実に豪華なパーカッションオンリーの
ユニット6名のコンサートでした。

リーダーの魔術のようなマレットさばきは承知の上でしたが、
今日の感動はドラム!
女の子のような体格の若者のフリーソロは、これまで見聴きしてきた
ドラムはただの早打ちだったのだと、
大きな音ばかりの連打で音楽性から離れた印象だったドラムが
楽器としてこう鳴るんだ、ということを見せてくれました。

太鼓もティンパにからトムトムジャンベ、ボンゴ、・・・
木琴鉄琴類も、全て。
小物もまぁ!本当に多種類の打楽器博物館状態で
素晴らしいアレンジと技術の曲を16曲聴かせていただきました。
            
実は一番驚いたのが、
ピアノを除いたこの楽器類を全部ハイエース1台で持ってきたのだと!!!!
いうことでした。
マリンバって、どこまで分解できるんだろう・・・なんて考えながら見たりして。

そして音楽以外にさすが、と思ったのは
とてもあっという間のMCの間に、次の曲のための楽器の配置換えを
するのが速い事!
これは、素人にはできない。
中高の吹奏楽でも、最後方で沢山の楽器の間を縫ってあるく打楽器奏者は
とても素早くてきぱきしていないとつとまりませんよね。
その時代から、おそらくは鍛え抜かれたセッティング能力が7人分集まっているのだから
それはみごたえがあるスピード感でした。

そして、このユニットの特徴ともいえる、
曲を始めるタイミングの早い事。
もう、すぐ始めちゃう。
いさぎよいというか、みんな、準備できてる?なんてオーケストラみたいに
見回さないんです。弦楽4重奏を始める時みたいにタイミングもとらない。
ジャズバンドによくある感じと言えばそうだけど、
こちらは打楽器で一斉に入りますから、弦や管がメインの曲とは
訳が違うと思うんですけれど、・・・

そういうところで、ひたすら爽快感を味わっていました。

集中力と終発力と、ベースなし指揮者なしで7人がひとり残らず走らずに
高速音符を合わせて行く拍子感も。



これだけドンドン!!パカパカ、キンキン、ウォンウォンと叩かれる音の重なりは、
集まる人々の持ち込んだ全てのモヤモヤを一気に洗い流したと思われます。
私も含めて。
季節を分ける秋分の日にふさわしい夜になったような気がします。

感謝・・☆。
 
夕飯クリップ☆彡