金色の泉の上に
今日は、masaが修業先に行っている間も、迎えた後も
あちこちへ用を済ませに回っておりました。
朝から出していた車を4時には一旦家に置いて、次には路面電車で街へ。
頼んでおいた手芸糸を台風の嵐で取りに行きそびれたままだったので
できる事はできるうちに、の精神で。
地下鉄や在来のJRに比べると、市電の中は、スマホ使用率が圧倒的に低くて
そのお蔭で席を譲りあったり、知らない人同士が会話をしたり、という風景が
まだまだ見受けられる私の好きな空間です。
ただ、環状線になってからは、始発電車がなくなり、
帰り道は必ず立たなければなりませんから、あまり足に疲労をのこして
のりこんではなりません。 そして網棚もないので、多量の買い物もご法度です(^-^;。
そんな市電の中で、今日は(会社帰りかな?)くらいの年頃の女性が
ゲームをやっていました。
プツプツを消していくゲーム。
これを、となりに座っているお爺ちゃんが、じーっと除きこんでる様が
そのお爺ちゃんの前に立っている私たちの角度から見ると、絵になっていました(*´▽`*)。
そして、気づくと、その女子を取り巻く両隣と正面に立っている3人の男性が
一斉に、そのゲームの動向を見守っていました。
女性はそれに気づいているのかいないのか。。。
ゲームをトランプ(ポーカー?)に変えました。
すると、お爺ちゃんにもルールが分かる絵になったことで、
その覗き込み方は益々熱心に・・・。
漫画で表現できないのがザンネン!
1台のスマホゲームで全く他人の4人が退屈しのぎをしている、という
面白い光景を見ている私もまた退屈しのぎをさせていただきました(*´▽`*)。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
1日あれこれ回るなかには、心が冷える場面もままありましたが、
ポップコーンがフライパンの中ではぜる時のように、
はぜてみて、どちらにおちても、そこは同じポップコーンの上。
そこは、ポップコーンではなく金色の泉の上であることを
イメージしていました。
外界の冷たさを感じるような出来事は、
体操選手が着地するクッションを信頼しているように、
その金色の泉を自分がどれくらい信頼しているのかを試されているかのごとく
感じます。
試された後は救われる・・きっとそう。
汗を一杯かいて動き回れる体に感謝です。