スタートラインの興
昨夜の卓球女子団体戦と表彰式を見て、
4位まで入ったチームのなかで、中国人に頼っていない国は
日本だけ、ドイツもシンガポールも殆ど中国であることを確認し、
中国の凄さと日本のエラさを感じていました。
さて、
昨日に引き続き、全く個人的視点で‟見えているもの”シリーズ。
今朝は男子110メートルハードルでした。
決勝スタート前のコールの場面。
ハードルという種目の特性もあってか、並んでいる選手の顔(国)が、
他のトラック競技似比べて 比較的バラエティに富んでいました。
カナダの選手はカナダらしく、
フランスの選手は2名いましたが、画面へのアピールの仕方が
何となく中性的なそして甘い香水とミステリアスな雰囲気を漂わせ、
ジャマイカの選手は明るい音楽がバックで流れていそうな雰囲気、
スペインの選手はこれまたスペインの街並みを歩くスペイン人を一人連れてきた
感じの(スペイン人です、当たり前です(#^^#))・・・。
全員 ほぼ同じ陸上用のウエアを着ているのに、たった3〜5秒のショットの中で
よくこれだけ各国の個性を体から放っているものだと感心するほどでした。
スタートラインに立った選手を観ているだけで、
各国に赴くまでもなく、世界旅行したのとおなじような
‟ヒトの博覧会”を目にしたようなお得な気分になりました。
オリンピックって、世界中の人を見ることができる場所だったことを
こんなところで今更気づいている私です。