~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

人間だけがもっている本能

喜ばれた時、人は本気のスイッチが入る。
だから、目指すところは一人でも自分のファンを作ること。

この頃、モノを創るようになって、
本当にそうだなぁ・・と実感しています。
2行目は、
masaがよく曲をコピーしてきたビリージョエルが言った言葉だそうです。

さびれたバーでピアノを弾いていて、そこに5人しかお客がいなくても
その中の一人でもいいから自分のファンにすること。
それができたら、目の前に5万人がいたら1万人のファンがいるのと同じだ。って。

「喜ばれたら嬉しい」というのは
「食欲」「性欲」「睡眠欲」に加えて、人間だけが持っている本能だと
言われると、なるほど・・・と。
生まれた時、好きな人(お母さん)が喜ぶ顔見たさに生き始め
大人になるにつれて、それが好きな人でなくても
喜んでもらうことが自分を温かく満たし、次への大きな原動力となることを
知るようになります。このように言葉にはしなくても。

だから、過去に学生の面接練習などを聞いていて、
志望動機に「お客様に喜んでいただきたい」という文言が入っていると
人として当たり前に持つ欲求を叶えられるから、なんて動機を掲げて、
‟その‟快楽”が得られるから志望しました。”と言っているように聞こえてならず、
大変違和感を感じたのです。
これだけではなぜその会社でなければならないのか、という動機に
全くつながりませんし、意外にも‟喜んでもらいたい”と感じることが
一つの適性であるかのように話す若者が多いのが不思議でした。

そう、‟喜んでもらえる”ということは自分の力を生み出す何よりのご褒美なのです。

昨日お渡ししたお茶を気に入ってくださったと喜んでくださるメールを
いただけたり、登録した手作りサイトで、お気に入りクリエイターに登録していただいた、と知ったり
そんなことの重なりの中に、後押ししてもらっている自分の幸運を気づかせて
もらえます。

誰かを喜ばせようとスイッチがはいると、努力ではなくなる。。
努力の世界から抜け出せるためには、ろうそく一本の炎で十分なのです。

masaにもそういう感覚を実感してもらいたい。
そんなことを想う今宵です。

夕飯クリップ☆彡