~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

自分も呼吸、書棚も呼吸させてあげよう

朝、雪が殆どない下界からほんの10分走っただけで
例年通りの銀世界がありました。

ここには降ってるのね。   

今日の雪はパウダースノーで、しかも温かく、思わず雪遊びしたくなる
朝でした。こんな風に少し上ったところにだけどっさり降って、
下界は殆ど雪が無い、という形を毎年キープしてくれたら
理想的なのですが・・・。

今年の雪まつりは、ガソリンが安くなっているので
経費は助かりそうですが、雪がとにかく無くて、自衛隊も‟最後の砦”的な
場所から雪を運んでくるということになっているらしいです。

そんな話を聞きながら、静かで暖かい雪の上の澄んだ空気を
深く吸いました。
呼吸するごとに、体の中の空気が蘇っていくのが分かります。
ウールの手袋でスカートだったけれど、
しばし,子どもに返り、フワフワの雪山を両手ですくって、空に飛ばしたりして
遊んでいました。

今日みたいな日、カマクラ遊びしたら楽しいだろうな。
などと、後ろ髪を惹かれながら山を下り、・・・

本日は、
お片付けシリーズ‟書籍編”にとりかかりました。

我が家には私の本棚と、masaの本棚がありますが
まずはこの本棚を・・と、片っ端から取り出し分別する作業をすること
2時間余り。
紐でまとめる作業も10を超えてくると、完全に肉体労働。

幅180センチのダブルスライド書棚なので、270センチ幅の書棚分を
休み休み終了するまでに、1日を要してしまいました。
捨てることになった本は約180冊。

自分のそれぞれの時代の時間を大切にして、とってあったものも
ありますが、自分の子どもがこの書棚を観る日が来た時、色々なものが見つかる
ワンダーランドのようにしておきたかった、という思いが
ずっと続いて今日まで来ていました。
私が子供の頃見た大人の本棚は、図書館に並んでいる本よりもずっと凝縮された
興味の歴史が詰まっていて、とてもワクワクした思い出があります。

その私のように、だれか、書棚を観るのがすきなこどもが来た時、
何かを発見できる書棚だったらいいな、と思っていました。

でも今日は、そんな自分の‟思い”も一つの思い出として
紐でまとめて出してしまいました。

学生時代、いろいろまとめたノートのバインダーも随分ありました。

世界各国のインフォメーション・ブックも全捨て。
CITY MAPだけは全部とっておくことにしました。

ほんの少し、空間ができました。
ほんの少し、です。
でも間違いなく、この空間に新鮮な空気が入ります。

紐でまとめて処分した本たちは、すべて私の人生のどこかの時間を共にした物たち。
この短いと思われる自分の半生のなかで、こんなにも沢山の本を手にし、所有できていた
豊かさに、感謝する時間でした。

今の時代、デジタル化した情報を主に扱いながら青春時代を進んで大人になっていく
人たちには、こういう時間は訪れないのかもしれませんね。
こういうのは紙の最も豊かな時代に生きた世代ならではの、体験だと思うと
普段意識しない ‟時代”を生きている一人であることを感じます。

もう一度、スタートラインに立てるように、
身軽にする作業を継続していきたいと思います。

(新月をむかえてしまったから、しばらくはかどらないかしら?)

美しい1日に感謝を込めて。

夕飯クリップ☆彡
            
             はんぺんと鶏ひき肉と炒めた玉ねぎだけでお団子にした白菜豆乳スープ、 
             フワフワお団子が、親子丼風のスープ味に良く合いました。