骨伝導で体温を上げる
昨晩、この綴りを終えてからのお風呂タイムで読んでいた本の中に
昨日の話題に繋がる話が出てきました。
『音響免疫療法』という療法があるらしいのですが
これは、体温を上げることが、免疫系の機能を高め、体内の毒素も排出され
ガンや糖尿、その他の治癒力を高めるために必要なのだという考えのもとに、
その‟体温”を上げるための方法として、脊髄に音の振動を伝えるというものでした。
昨日話題にした‟響き”に含まれる情報の中には、物理的な‟音”
という枠ではとらえきれないものが含まれると考えていますが、
この療法で利用しているのは物理的な‟音”の話です。
著者は、音の振動が脊髄に伝わることにより、髄液が振動し、そのウエーブが
身体の半分以上が水でできている人体に広がり、全身に波及し、
細胞の一つ一つを根本から振動させることができるとし、
細胞が活性化することにより、代謝が高まり熱が生産され体温も上昇する
と述べています。
そのメカニズムの説明はやや複雑になるので省きますが
関心は、私たちが普段聴いている音は殆どが
空気伝導なので、どういう時に骨伝導(個体)による音を得られるのかということです。
胎児は水中で生きていますので、胎児時代も水の響きを脊髄で関じて理解している
らしいのですが、外界に生まれ出た私たちの場合は、
たとえば教会などの床が板張りで反響するような空間の中で共鳴する音楽
を聞いている時、音が床を伝わって骨伝導をします。
あるいは地鳴り。
そして、バイオリンという楽器は、それを奏でている奏者は楽器の音を骨伝導で
聴き、音の波動を体で感じているといいます。
バイオリン奏者でもない私がもうひとつ骨伝導で聴ける音、
それが‟自分の声”でした。
録音した自分の声を聞いた時、いつもの自分の声とは違うので違和感を覚えますが、
これが空気伝導で聴く音と自分の頭の骨を伝わっている骨伝導も加わる音の違いなのだそうです。音を骨伝導で体に響かせるためには、頭の骨だけではなく
身体の中心をとおっている背骨を響かせることが重要なので、
お腹の底から出す歌声、というのは効果的なのではないかと思います。
ここで、よい声で歌い、話す、ということが物理的な側面からも
健康に影響を与えるということと繋がったのでした。
あと、バイオリンの応用編ですが、グランドピアノの上に横になって
他の人に弾いてもらう、というのもありかもしれません(*´▽`*)。
う〜ん、我が家にグランドピアノが来たら、これを毎日やって健康増進です(笑)。
さて、今日のお昼は例の肉まんでした。
ふかしてみると、このサイズなので、一個でお腹いっぱいです。
至福のひととき、ごちそう様でした♪
なかなか思うように進まない練習のことはさておき、
夕飯後はリラックスタイムにすることにし、冬物のストールの続きを編みました。
そして、完成。。。
レースのお花にハマる前に編み始めて、温かくなったので置いてあったものです。
たっぷりサイズでこれならどんな吹雪の中でも立っていられそう。
今日は朝食も夕食もmasaが手伝ってくれて、仲良く美味しくできた夕飯は
彼のお好みで、ミートドリアでした。
牛ひき肉にカイエンペッパー少々をまぶして玉ねぎと炒めて、
市販のデミグラスソースとトマトピューレを2対1くらいで投入。
チーズの上にたっぷりのせたトマトが良かったみたいです。