~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

大人へ向かうmasaの日々

久しぶりに秋晴れの日差しが部屋に降り注ぎ、
いつもよりランニングを早めに完了したmasa
「これ行ってくれる」(玄関先に置いてあったハガキをポストに入れてこようか)
と言ってくれたので、
ちょうど、1冊だけ返却しなければならなかった図書館の本を
返してきてもらうことをお願いすることにしました。

図書館用の手提げに一冊だけ入れて、
‟図書館のカウンターに行くこと”を確認して見送りました。
10分位で帰ってくるかな?とタイマーをセットしてみたら、
ちょうど10分で帰ってきました。
「ありがとう〜!じゃ、次はこのハガキを・・」と言いながら
手提げを受け取ると、なんだかズシっと。
1冊そのまま入っているのですが・・・。

「何してきた?」ときくと
「絵本読んだ」と言います。
手に直接本を持たせていないので、何をしにいったのか忘れちゃったのかな、
「この本を、カウンターに行っていつもみたいに返してほしいのよ。お願いね。」
と、もう一度行ってもらいました。

はあ〜。カバンに入れてしまうと、わからなくなっちゃうのかなあ。・・
でもここは、チャレンジだ!
などと思いながら、待っていると、10分後、戻ってきました。

「ありがとう!2回も行ってもらってありがとうね。」
と手提げを受け取ると・・・
あら、まだ入っています。本。

「これ、返しに行ってもらってるんだけど。図書館に入ったら
カウンターに行って、いつもみたいに返してほしいんだけど」
というと、「(返却)ポストに入れてね。」というので、
「夜とか、図書館がお休みの時だけポストに入れるの。今はお昼だからカウンターに
返していいの。ポストじゃなくていいのよ。」
と話して、今一度の送り出し。

4分後・・電話がかかってきました。masaからです!!!!
これは、嬉しい大事件!
これまで、学校や職場からの帰るコール以外、外から自分の判断で電話をかけるということが
ずっとできなかったmasaです。

『困った時は、でんわ』という合言葉を教えて唱えて7年間、
‟困った”ことは何度もあったはずですが、電話に結び付くことはありませんでした。

だから、今日はスゴイ記念日です。

で・・・・・、
とってみました。「どうしたの?」
(これは、彼には答えにくい聞き方。答えがありません。)
「今どこにいるの?」

ここにいるの。」(*'▽')
(そのとおりね。その‟ここ”が知りたいんだけど。図書館言っていることを知っていて良かった。)

「図書館の中?外?」
「中。」
(図書館の中で、通話をしている声が響いているだろうな・・と気になりながら)
「カウンターがあるでしょう?そこにいる人に、バッグの中に入っている本を出して
、ありがとうございました、って返してくれたら、それで完了よ。」
というと、電話が切れたので、事は成就した、と安心して帰宅を待ちました。

3度目のご帰宅です。
手提げの中に本は残っていませんでした。
「よくやりました!!!」とハイタッチ。
「ポストに入れたね!!♪」・・・・・えっ?? ポストに入れた?
図書に、メッセージポストイットを張ってあったので、直接カウンターに行ってもらいたかったのに・・・。
そのことをしっかり伝えるまで、靴も脱がずに聴いていたmasa

でも、とにかく『困った時は電話』ができたことが何よりめでたい。
と、半分気をよくして、お昼を囲みました。

お腹も落ち着き、紅茶を含みながら、わたくし、ある事に気づいてしまいました。
今日が水曜日であることを。

第2・第4水曜日の休館日に今日があたっていることを、今頃思い出した母です。

「あら〜〜〜〜」
今日、図書館お休みだったのね。それを電話で言ってくれればわかったのにねえ。。。
一人で一喜一憂している母に「はい〜〜〜(*^-^*)」と笑っているmasa

ああ、なんと楽しい‟大人”への道。

夕飯クリップ☆彡