~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

大通の北と南はこんなに違う?

午前中に或るコーラスグループの‟エキストラ”として(?)
呼んでいただいていたmasaが街中へ出向くことになっているのに、
天気予報は90%の雨・・・。
こればかりは回避できないかな、と半ばあきらめていたのですが、
今日も大丈夫でした。
朝、
「あら?ランニング行けそうよ。」で、
帰ってきてもまだ晴れている。雨、というよりやや陽ざし強めの空に
なり、これから降るようにも見えなかったので、予定を変更して電車で出かけました。

車なしで街中へ出かけると、小回りの利くこと!
医院などへの用事も足して、『大通』で秋のイベントが始まっていることも
確認し、めったに用の無いススキノの元デパートビルに入ってみたり。
とにかく気ままに歩くことができる身軽さと、普段足を踏み入れない異空間
での店員さんとの交流で、脱日常することができました。

大通から地下鉄でたった一駅分の距離なのに、ススキノは
お店の風景も、歩いているヒトの世代も服装も全く違う、例えてみれば
東京と関西くらい違う雰囲気を持っています。

特に今日強く感じたのが、お店の人の雰囲気です。
飲食、服飾、バック、アクセサリー、書籍、手芸店など様々なお店の方と
一言を交わしたのですが、そのどこにいる店員さんにも共通する
説明しがたい柔和な雰囲気がありました。
なんというか、昔のお店の接客ってこういう感じだったかな、と思うような。

ここがデパートだった頃にはあまり感じなかった
商店の文化みたいなものが、ビルの中に復活してのんびりやっている
という感じでした。
ちょっと安心できる、田舎の雰囲気、というと失礼ですが、
人として(モノを売るより)大切なやりとりが成立している感じの
お店が多いのだと、発見した気分でした。

さて、お昼をかなり過ぎていたので
このビルで何かを食べようという事になり、
目についた韓国料理のテイクアウトに吸い寄せられて行きました。
せっかく外で食べるんだから、パックに入ったものを買うのではなく、
出来立てが食べたいな〜と思って見ていたら、
「ここで、食べてく?焼きましょうか?」と思惑通りの声掛けが♪

では、キンパとチヂミを。
というオーダーをしてテーブルについても女主人様ご本人は、
お店の外側は私たちに任せた、とでも言わんばかりに、中に入っていって
なかなか出てきません。
お水もでてこなかったので、(一人で作っちゃってますから)オープンコーナーにあった冷水器に出張して
紙コップのお水を飲んでいると、来ました。キンパ。

キンパ(韓国海苔巻)はパックで売っていたものをそのままここで
食べるのだろうと思っていたら、どうやらこちらも一から巻いてくれていたようです。
干しダラの入った卵スープもついてきました。
無味乾燥なお店の見かけから想像していなかった‟オモニの味”にちょっと感激。

テーブルの脇に置いてあったメニュー表を見ると、
「私の田舎の味を皆様に味わっていただきたいと思います。」と
書いてありました

その女主人様、面白いのです。
キンパを出してくれた後、「お水持ってきます。」というと、
大きな!グラスを二つ持って、私たちが利用したのと同じ冷水器に旅立ち
たっぷりのお水を汲んできてくれました。(#^^#)と。
(あ、あそこのお水は、皆のものだものね・・・)
もう、この雰囲気、異国情緒満載ですよね。

でも、異国の方とはいえmasaに何か感じるところがあったようで、、
「楽しいんだね。」とやさしい声を一言残して、中に入りました。
そして、キンパを食べ終わったかな、、と思う頃
次のチヂミが焼けてきました。
焼きたて、パリパリ!
(写真にあまりパリパリ感がでていなくて残念です)
                   
本場の焼き方、間違いなしです。
もう、期待を大きく上回るイートインでした。

お会計も(*_*;びっくり。
スープもついていたのに、お惣菜パックで買うのと全く同じお値段でした。

いつもの金曜日が全く別の1日になったような、不思議な冒険タイムに感謝です。

夕飯クリップ☆彡