人気の”4分休符”
世界卓球を見入ってしまった夜です。
平日ど真ん中の休日は、連休よりもずっと長くありがたく感じました。
お天気がよかったせいかな。
気付くと真っ茶色だった庭が一面緑に変わっていました。
枝を剪定した切り口から、手の届くところに花をつけてくれているサクランボも
咲いていました。
室内と外の明るさがあまりにも違うので、
陽光にうかれてついお出かけ。近くのお店にケトルを見にいくだけのつもりだったのですが
車道沿いに咲いている桜を一つずつ「ホッ!さくら〜♪」「ホッ!!さくら〜♪」と
賞賛しつつ運転していたら、そのまま暗い部屋に戻る気になれず、
少し足を延ばして芸術の森まで行ってしまいました。
年間に数回は訪れるので持っていた6枚つづりの駐車回数券が2冊あったはずなのに
ゲート前に来て、1冊になっていることに気づきました。
しかも中身は1枚だけが残っています。
運転席サイドのオープンボックスに入れていたとはいえ、
こういうのを持って行く人がいたということに、ちょっとショックでした。
このところ、タイヤ交換や車検、駐車などで車を預けることが複数回あったので
いつなくなっていたのか定かではありませんが、これが被害でなく思い違いであることを
祈りたい気持ちです。
でも、森の自然はこんなへこんだ気分にも十分なエネルギーをチャージしてくれました。
気分で出向いただけなのに偶然にもこんなイベントdayになっていて
桜もポコポコ咲いていて、半袖でちょうど良いくらいの日差しと陽気の中では、
水をつかったオブジェが、爽やかに映りました。
ハナミズキも高い空にきれいに映えていました
ピアノの練習室もあるアートホールでは、バレエの大がかりな練習が行われていたようで、
待ち時間?中のジュニアバレリーナたちの一髪乱れぬお団子ヘアが、
その後を追うお母さまたちとセットになって、華やかに飛び回っていました。
手作りのアート作品のマーケットも出ていて、似顔絵ハンコを作ってくれるブースがありました。早速masaの分をお願いしたらこんなのができあがりました。
音符と休符のストラップは、オンコ(いちい)の木でできていて、
ぶつかるととてもいい音がします。16分音符や二連符や記号など、他の形も交えた
ラインナップの中ダントツ売れていたのが この4分休符・・・。
みんな、おやすみしたいのね〜〜。
わかる気がする、と妙に共感し、自分もお休みを購入。
忙しい時これを見るとホッとする、と言う方のお話し、わかる気がします(*^-^*)。
家から来て出たニットのチュニックが暑くて脱ぎ、Tシャツとペチコート替わりにはいていた
シフォンのスカートだけになり、車に積んであった麦わら帽子とサングラスを装着したほど
太陽にたくさん当たったせいか、夕飯にもツブ貝など個性的な食材がカゴに入っていきました。
ツブ貝は酢味噌で和え、九州産の穂先タケノコ(ゆでたて)はラワンブキと炊いて。
木の芽は庭で芽吹いていたものを使える季節になりました。
桜が咲くと、待っていましたとみんなが一斉に夏モードに芽吹いているので
嬉しくなります。
そんな、春爛漫のゴールデンウイーク皮切りに
沢山のエネルギーをいただけたことに 心より感謝する今宵です。