~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

人間ウオッチの1日

今日は、masaの修業終了後、福祉関係の用事で区役所へ寄りました。
さすがに年度はじめ、戸籍・住民票関係を取り扱う1階フロアは
待つ人であふれ、「あ〜、私たち2階で良かった♪」と
軽い足取りで階段を上りきるとガラーンとしたフロアが一瞬目に入り、
‟介護支援サービス関係・・・ちがう、老齢年金・・・ちがう”と
担当窓口を探していると、案内係のおじさんが
こっちこっちとニコニコして立っています。

「8番窓口ですね。あそこに整理券出ますから、取ってくださいね。」
と示された向こう半分のフロアは、ぎっしりの人が座っていました( ;∀;)。
番号を取ってみると40人待ち。。。

本を持っていて良かった〜と、読み始めるも、焼け石に水で、
あっという間に手持無沙汰となり、眠気も襲ってきて、
でも、ここの至るまでも駐車場の車列に20分くらい並んできたので
出直す気力もなく、ただおとなしく待っていました。計1時間30分ほどだったでしょうか。

私たちが普段いかに待たずに済む生活を送れているのかを、こんなところで感心していました。
今は、病院でもこんなに待たないのではないかしら。
それにしても、よく賞賛される日本人の忍耐強さよ。
何十人もの大人がぎっしりと座ってそれは静かに自分の番号を待っている光景は
ちょっと他の国では見られないことだろうと、
何だかいつのまにか、ちょっぴり外国人の視線になったりして、惚れ惚れと見渡したりしていました。

のべ3時間30分となった運転時間と1時間30分の待ち時間で、半日が過ぎていく
こんな1日もあります。
それでも、本も読めたしレースのバラの色研究もしたし、masaの練習もできました。

役所窓口で対応する職員さんの心の状態も色々だな〜と思ったり、
駐車場のおじさんの表情も様々。地下鉄の駅員さんとも今日は2人に接しました。
少し前までは、どなたも‟職務を励行するちゃんとした人”とだけ見えていた人々の
それぞれに、察する性格や性質・心理状況が見える今が面白かったデス。

たとえ用件があっての関わりでも、様々な人と言葉を交わす場面が多くある日は
自分の立ち位置が少しわかるような気がします。
このような1日も、うまくいっている1日なのでしょう。きっと。