~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

また強くなるチャンス

全豪の準々決勝、錦織×ワウリンカ戦は、ワウリンカの勢いと正確さが
素晴らしかったです。
錦織選手は、彼に比べてちょっとスロースタートだった・・というより
ワウリンカ選手の集中力が最初から素晴らしかったと思います。
今日の彼の戦いぶりは優勝に値すると思いました。

錦織選手も、やっとリターンのタイミングがあってきた第3セットは
タイブレークで1−6から追いついて、あわや・・という場面をつくったあたりの
ショットは、ベースラインギリギリ、というより、オンザラインのショットを
連続していて、これまたスーパーなプレイだったと思うのですが、
最後から2ポイント目、ドロップショットに一瞬プレッシャーを感じてしまった
メンタルが、勝敗を象徴していたように思いました。
能力の限界ではなく、今対戦での力の限りは見えました。
よく頑張った、お疲れ様でした。

そして、 ‟負け”は成長の材料を沢山残します。
来シーズン、錦織選手がどのように進化して準決勝に進んでいくのか観るのを
また楽しみにしておきたいと思います。

とはいえ、生き生きとプレイする彼を我が子のように応援していた私としては、
彼が大会を去ってしまうと同時に、気持ちの張りがふっと失せてしまいました。
‟応援する人”の姿が遠のいていく模擬体験を、させてもらったかのようでした。

でも、錦織君にはチャンコーチが付いているので、
こちらとはちょっと事情が異なりますね・・・。

ちょうど、masaをどのようにサポートし、育てていくか、方向性と内容を再考する
タイミングであることを感じているこのごろ、
こちらは、能力ではなく現体制に力の限りを感じている、という感じです。

万事について
‟気持ち”も‟実力”も育つように、‟穏やか”に‟応援”する
と、言葉だけ並べて眺めてみても、かなり相反する難しいスタンスながら、
これまで何とかキープしてきたつもりですが、これを一人でしていくには
限界を感じる程度にmasaが成長してくれた、ともいえるのでしょう。
今の葛藤は、また前に進むチャンスかもしれません。

錦織選手の様な、オーダーメイドのチームとはいいませんが、学校や職場など
成長が促されるような仲間・所属場所があってほしい、と思います。
明日は一人で外に学べる貴重な1日である木曜日。
成長の種を見つけてくることができすように。

本日の夕飯は、masaの発案‟肉野菜炒め”でした。
      レンコンのきんぴら、豆腐とわかめなどの中華スープと共に。
          
省みる時間を持てる夜に、感謝です。