‟母”の気持ち
少し湿った細かい雪が1日中降っていました。
雪質のために木々は美しくお化粧をしていましたが、この時期になると
もう少しさらさらした雪の方がいいな・・。
朝流れていたNHKの番組が中断されて、イスラム国に拘束されている後藤氏のお母様の
記者会見になると聞いた時、涙が出そうになりました。
自分が同じ立場だったら、きっと同じように動いてしまうだろうと。
お母様が登場される前の十数分は。自分も‟母”になっていた気がします。
出て来て、お話になる様子を見てみてから、
この会見には様々な人の意見が働いていることを感じざるを得ず、
純粋に抑えきれない母性による行動だけでもないようだと、かえって冷静になっている
自分がいました。
生後2週間だという赤ちゃんに、お父さんのことをなんと話すのだろう、
やはり、帰ってきてもらわなくては、こまります。
私を含め、様々な見解や意見をそれぞれ持つ日本人が多いと思いますが、
いずれにしても、どうか感動的な平和的解決に至りますように、
祈るばかりです。
さて、
昨日はじめた編み物に必要な細々したパーツを求めにリハビリ経由で買い物に出ました。
用件が何であっても、外出の御用にmasaはご機嫌です。
買ってきた色糸で今日作ったのは、飾りようのモチーフです。
組み立てると、幼児さんのお帽子にもなりそう。
こんな手作業をしながら、masaのピアノをいつものように聴いて、
平和な金曜日が過ぎて行きました。
夕ご飯は、リーキと白菜、水ギョーザのスープ。ベースは塩豚を茹でた時のストックです。
カボチャも一度冷凍すると火の通りが早くなるので便利です。
塩豚と玉ねぎキャベツの炒めものは、塩こうじレモンと隠し味に醤油。
がっつりお肉の感じが、masaのガッツポーズを誘っていました。
争いや涙を一つでも減らし、笑顔と幸せを一つでも増やしたい。
ささやかな幸せと笑顔を生み出すことのできた1日に感謝です。