~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

十年、一歩。

今日は、ぐっすり9時間も眠りました。何よりの充電。
窓際に寄ると、雨模様の雲の間から
にわかに太陽が顔を出し、ポカポカと身体を包んでくれました。
一瞬ですごい電池をチャージしてもらった感じ。魔法の日差しでした。

残していた外回りの用事も一つずつ完了させながら、
お昼過ぎには、sora君という大きなワンちゃんと3人暮らしの
mikiさんの展示会にお邪魔しました。

ずっと以前から、アクセサリー作家さんだということは知っていながら
お仕事を拝見する機会は今回が初めて。
ステラプレイスなど、常設のショップにも置いていらっしゃるという
アクセサリー達が一斉に並ぶ機会は、展示会のときだけ、ということで
会期終盤の今、拝見できた作品は一部だったようですが、
雪の精がまとうようなネックレスやブローチ、ピアスをはじめ、
自然をモチーフにした作品など、素敵な息吹を漂わせる空間でした。
            
想像通り、空虚になっていた体にエネルギーを吹きこんでもらえる空間で、
masaはチョコをいただいて、帰ってきました。

少しずつ元のコンディションを
取り戻しつつあった夕刻、書店では比叡山のご住職が著者の本が目に留まりました。

覚悟の力

覚悟の力

人間は十年単位の時間をかけて、一歩だけ成長する。
(ただし、命がけで精根尽くして臨んだ場合)
そして、12年間かけて一つのことを続ければ、何らかを修得することができる、と。

masaが、様々なご縁でたまたま始めたいくつかの習い事が、彼の生活を
豊かなものにしながら続いてきたことは、本当に恵まれたことですが、
そのうちのいくつかがちょうど十年、十一年、と経過しています。
それぞれ、十年経った頃に、
‟十年続ければ、何でもどうにかできるようになるものだ”と、
実感していたので、思わず共感して本をめくりました。

‟できるようになってきた”と、自分が持っていたその感覚が
一歩だったのです。
一歩・・・。
とても気持ちが楽になりました。

全身全霊を尽くして臨んだ後、フウーっと気弱になっても
「あともう一回だけ」と思えばできる。そういう風にして、「あと一回」を
積み重ねていくことで継続することができる、ともありました。

フウーっと気弱になる暇さえない環境にいる方もいるかもしれない、
と思えば、自然の摂理に従って、緩む時間が与えられていることに感謝です。

エネルギーやヒントをあちこちから戴いて
やっと穏やかに回復しつつある私の背中をずっと見ていたmasaには
(安心したのかな?)
見たことや聞いたことがない、変わった表情や言葉遣いが
ちょこちょこ顔を出していた今日。
私の出していた波動に呼応していたのか、それとも知りえないどこかの世界で
刺激があったのか・・・。

この変化が、この先新しい展開を呼ぶと楽しいのだけれど。
自分の気持ちや感性を、いろいろな表現で表せるようになることが、
母の一番の望みです。 

今日1日、繋がってくださった多くのエネルギーに 感謝する今宵です。