~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

お団子が運ぶ幸せ

この2,3日のお月さまは本当に明るくて、今日の満月が
とても楽しみでした。
中秋の名月
今日はお月さまにお供えするお団子をつくろう、って
何となく朝から決めていて、
上新粉を求めました。

お手軽白玉団子ではなくて、ほんとのお団子を作るのはmasaが子供の頃以来
だったかもしれません。

上新粉一袋に対し熱湯を255cc混ぜて、熱々の粉を手早くこねる
2適当な固まりにちぎり分けた生地を35分蒸す。
3熱々の蒸しあがりをすりこぎなどでよくついてひとつにまとめる。
4小さく丸める。

小さいころ、このお月見団子が甘くないのが子供の私は気になっていて、
ほんのり甘いお団子にしました♪。
月見ウサギのゼリーは        
ハーブ店のマスターからのプレゼント。

masaと二人で丸めたお団子ですが、
お砂糖を入れるタイミングが悪かった私のせいで、
つるつるの真ん丸にならなくてごめんなさい。

さて、お月さまの分以外のお団子を何味にする?ということになり、
‟串だんごの焼き醤油”となりました。団子と醤油が大好きなmasaです。

中部地方では当たり前にこの焼きみたらしのお団子屋さんがスーパー店内などにも
あるのですが、このあたりでおだんごというと、焼いていない甘いものばかり。

それで、祖母や母がつくってくれていたお団子を懐かしんで
同じことをやってみました。

1お月見団子にした団子を串に刺して素焼き
2砂糖醤油を煮詰めてみたらしをつくり
3焼いた団子にみたらしを刷毛で縫って焼き
4焼きあがった団子にまたみたらしを塗る。

餅粉ですから、いちいち作り終わったボールやヘラやすりこぎなどには
お持ちがこびりついて、面倒な作業を地味にやっていく感じです。

お餅屋さんで買ってこれば、何も汚れず、きれいなお団子が
すぐに食べられますが、
いくつもの工程を見守りながら「食べられるのはまだかな、」
と待っていた子供の頃の幸せ感を作りながら思い出していました。

母たちは、こんな面倒なことを、当たり前の日常にしてくれていました・・。
クッキーとか、プリンとか、芋ようかんとか、
お菓子やお団子は家で作るもの、と当たり前に決まっていました。
そういう環境に育つなか、ないものねだりで‟市販のプリン”に憧れをいだいたり
していたHanaですが、
今日こんな面倒な工程を経て焼きあがった‟串焼きみたらし団子”
が持っていた波動はかなり高かったと思います。
お団子の美味しさだけではない豊かさを体にいれた気分です。

(しかも材料費138円!)

masaはおなかも心も満たされきったようで、
夕食はサラダとスープだけでいい、と自分から。
わかりやすい子です(#^^#)。

満月の日は身体も心も‟リセット”みたいなスタート地点ですから、
体内に入れるものも良いものを入れると効果が上がると言いますが、
手作りお団子の幸せは、これにもかなっていて一石二鳥じゃない♪
と嬉しくなっていた今宵です。

雲の合間からまばゆい姿を楽しそうに動かしている今日の名月に
愛と感謝を覚えます・・・。