一人じゃないと思えるだけで
久しぶりに雲の合間から青空が
秋の装いです。
久しぶりの洗濯日和に、ベッドリネンをまとめて洗いました。
テレビを見ていたら、人生の終焉を自宅で迎えてもらいたいと考えて自宅介護をしている
家族をサポートしている団体の人が言っていた言葉が心に残りました。
「‟ひとりじゃない”、と思えるだけで心の支えとなる。。。」
つきっきりで介護をしている人に限らず、子育てをしている人、
職がなかなか見当たらず家にいる人、・・・何かに立ち向かっている人には
どんな人にもこれは言えると思います。
この団体では、介護者自身の食事をきちんと食べてもらうよう食事を用意することを大切にしていました。
一人では後回しにするしかないところを少し手を差し伸べてもらえる、
少しもたれかかれる人がいる、と思うだけで、安らぐことができます。
私自身、‟ひとりじゃない”と感じたい瞬間がときどき訪れます。
たとえ、一人で頑張って、それなりの好結果でことが成しえているとしても、
それを分かち合える誰かがそこにいなければ、すごく頑張った後の疲労を引きずりながら
後片付けをして‟おしまい”です。
まして、必然的に手が回らないことが発生しても自分のどこかで我慢していると、
取り組んでいる本来の努力が時として色あせてしまいます。
どうにもならないくらい困っていなくても、‟一人じゃない”と感じたいと思ったら
サポートを呼びかけるのは良いことだと思います。
継続する日常です。こうしてもらったら嬉しいな、
と思うことをお願いしましょう。そういうことを見つけてしてあげましょう。
してあげられることを見つけ上手になりましょう。
そういう社会が広がることを願います。
新しいシーツにくるまって眠ることができる幸せに感謝して。