アイスキャンドルの道
何も知らない人々の中へ、いつも通りの表情で、本当に楽しむことができるだろうか。。
そんな、葛藤の中でしたが、純粋に”お餅つき♪”と楽しみにしているmasaの表情に後押しされて、吹雪模様のなか、子ども劇場のお餅つきに行ってみました。
同じ空間にいることにまぶしささえ感じる、幸せな子どもたちの風景。
と言って孤独なわけではなく、masaの同級生世代のお母さんも、その上の方も、その少し下も、ちゃんと揃っていて、若いお母さんには荷が重い‟もち米ふかし”をしていました。
コンビニが点在し、だれもが一人暮らしになっても生活していけるように見える
時世になっても、本当に心が弱った時には、このような‟当たり前”だったはずの
小社会の空気が、人には効く・・・人も自然の一部なのだと実感する光でした。
そして夕刻は、masaのプールに向かう方向と真逆の方角でしたが、
力の入ったアイスキャンドル点灯式があるよ、先生もどうぞ、と
お声掛けいただいていた、編み花教室会場の町内会の冬まつりを
見せてもらいました。
こんな感じで、大規模マンション二棟分の側面が、ずっと飾られて
それは温かい癒しの道に変わっていました。
始め、このコーナー部分だけかな?と思って、キャンドルを辿って歩いて行ってみると
何と、中央には沢山の人たちが集い、大規模かまくら状態で、
甘酒やお汁粉、炭火でお肉まで!、談笑していらっしゃいました。
masaのプールに間に合う為には、滞在時間約3分、といったところでしたが、
私たちの姿をみつけるやいなや、すかさずお汁粉と甘酒を手渡され(#^^#)、
すぐに行かなくちゃ、と言いながら、しばらく光の癒しに浸らせていただきました。
キャンドルとキャンドルの間に、ミニ雪だるまを交互に並べたりしているコーナーもあって、その雪だるまにも手作りの蝶ネクタイとニットのお帽子が全部きせられていたりして・・・・
この地域の方がたが大切にするものが、ゆるぎのない安心感を醸し出していて、
都市部でもまだこういうところもあるのだと、とても温かい気持ちにさせていただきました。
真似したい、と思っても、簡単にはできないことでしょう。
長年かかって気付いた連帯感って、いざという時帰る家がなくなっても、家のように出迎えてくれる場所に替わるかけがえのないものなのでしょう。。今の自分だからこそ、しみじみとこの大切さを痛感していました。
日常の平和をみんなで味わい、そこに存在していく時を重ねることが
生きている今を豊かにしていく、とても大切なファクターなのだと、
多くの人に再発見してもらいたいと思った二つのイベントに
感謝です。