~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

久しぶり‟まつくら”さん

misty road を走り抜け、masaが幼稚園に入る前まで住んでいた街へ
向かいました。    
今日はその隣町での法事だったのですが、
masaも私も、なかなかここまで来ることが無いので、確認しておこうと思い、
少し遠回りしました。masaが前のお家を見たのは13年ぶりかな
家の前と隣りにあった、ランドマーク的なショッピングセンターが亡くなり、
住宅やアパートに変わっていました。
あのころ、窓から毎日見ていた景色がすっかり変わっているのを目の当たりするのは、
少し心に響きます。
masaが部屋においた滑り台のてっぺんにのぼっていつも眺めていた景色が
もうありません。思い出せなさそうにしているのも無理はないですね。
            (お下がりのおまんじゅうです)
法事は、代々檀家総代をさせていただいている、お寺にて。
人口数千人のこの小さな町の一仏寺でも、お堂に入ればこの立派さ・・・。
豪華絢爛、と申しましょうか。一つ一つのお道具を見ても、お寺から移動して斎場にいらっしゃる
お上人様が斎場に持ってはいるそれとは比にならない立派なもので・。
最近は斎場での法要が多くなり、なかなかお寺さんに出向かなくなったせいかもしれませんが
日本のお寺の力を、しみじみと感じさせていただきました。

かなりの時をさかのぼりますが、このご住職も私の結婚式の際、遠方からお越しくださり、
その時からの私を御存じなのですが、ホントに久しぶりにお目にかかって
「変わりませんね〜」などと、会食膳をはさんでお話させていただきました。

「○○家の法事はことごとく悪天候の事が多いのですが
今日は、珍しく穏やかな晴天に恵まれて・・・」との施主(masaのお父さん)の辞に
(それは、彼の出る時だけスポット的に晴れになる事の多いmasaが来たからかもしれない)
と、思わずニマ〜っとしていた私でした。
昨年の葬儀のとき、初リサイタルと重なり、来ることができなかったmasa
仏様のお兄さんが手を広げて待っていてくださったのね・・きっと。

参列者は、男性のほぼ全員が運転して来ていましたので、お酒を召し上がる方が一人も
いない(あ、ご住職以外(;´∀`))健全な会食が進みました。
北海道の方なら知る人ぞ知る ‟まつくら”さんのお料理は、
これでもか・・という海の幸の特上オンパレードでした。

法事のご飯の話を話題にするつもりはなかったのですが、
この先これだけの海の幸が目の前に並ぶことはないかもしれないので
記録することにします。

お造り・お寿司・てんぷら・蒸し物・煮肴・茶碗蒸し・汁椀
の7品がすべて
アワビ・巨大ボタンエビ・タラバカニ・ウニ・お肉の様な大トロで成り立っている
と言えば、説明できるでしょうか。

例えば、お寿司の握りは
普通の大ぶりのネタの2倍くらいに切った大トロ
ボタンエビは普通のLサイズを2本まとめたくらいのもの
アワビ、ウニ ヒラメ(これは普通サイズ)
タラバガニ
この6貫だけで、他のものは入っていません。
シャリは普通の半分くらいのサイズです。(これでないと、口におさまりません)

汁椀の中身はウニ。

茶碗蒸しの中身はカニとクリ。

この地に住む人もここまで集中的に‟まつくら”さんの持っている食材を
全部並べたみたいなお膳にはなかなかお目にかからないと思います。

なのに、私は、住職とのお話が終わらなくて、
茶碗蒸しとアワビの蒸し物しか手を付けられず・・・。
もったいないので持ち帰ってきました。

それで、今日の夕飯テーブルは持ち帰った天ぷらで
天丼〜   
お吸い物は、これ何エビ?という巨大なエビ。
でも、お寿司も、今日食べないと・・なので・・・
握りたてじゃなくてゴメンナサイ。 
                となりに普通サイズのお寿司を並べないと巨大さがわかりませんね。
masaは、目を離したすきに、周りの叔母様達に可愛がられて蒸しアワビを
3個も食べてしまったとか。
masaくん、アワビ好きなのね〜。」って言われても、
そうなのかどうなのか、日常的に検証しておりませんので、何とも・・・。
でも今日のはちゃんとお腹を通過したみたいです。
ヨカッタ・・。

帰路は海岸線を走る道。
ここは、もう曇っています。
滝も久しぶり。

行くときはロングドライブに憂鬱でもあったのですが、
手厚く迎え入れていただいたお兄さんの魂をに守られて、
平和に帰路を辿れたことに感謝です。