カズオ・イシグロの白熱教室より
カズオ・イシグロの白熱教室、面白かったです。
なぜ、小説なのか、の問いかけから始まった授業のまとめの一言、
”小説は心情をシェアできる”
私はこう感じた、あなたはそう感じますか?と
心情を記録することができる、と。
映像のように、、周りの全てがリアルに見えてしまう、というのは
心や記憶の曖昧さと、少しずれる部分がある、ということを感覚は知っている、
だから、状況ではなく、心情を自分のそれと重ね合わせてみるのに
小説は向いている、ということだったとおもいます。
この授業は、読みたくなるよりむしろ表現したくなる人を増やしたように
思いました。
さあ、心の自由な時間をいただいたお正月が終わりました。
今年の3が日はとても長くゆっくりと時間が過ぎて行ったように思います。
静けさも、コワさも、寒さも、ありましたが、
おせちや来客より自分を大切にした、新しいお正月の過ごし方を体験した
気がします。感謝です。
夕飯クリップ☆彡