~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

やさしさって、こういうところで

今日はmasaICカード使用練習を兼ねて
街中のレッスンまでバスで出かけました。
家の前に路面電車の停留所がある関係でバスは全く不慣れな私たち。
帰りのバスがどこから発車するのかもわからず、
帰りはいつもの地下鉄と電車で帰ることにしました。

路面電車はいつもとても良く利用されていて、
先頭付近で並んで待っていない限りまず座れません。
地下鉄よりかなり通路が狭い車内、大きなバッグを肩にかけて立っているのは
迷惑ですので、おろして持っていると、これがかなり重い。
傘と一緒で片手で持っていた(つり革は離せません)ので余計に持ちにくくて、
ちょっとヨロヨロしていると、
後ろからトントンと背中を叩く人がいました。

前の停留所で降りた人の、優先席の隣りの一人分のスペースが
空いているのをさして、「ここ。」と教えてくれたその男性は、
優先席に座っていたのでおそらく高齢者。
でも
防寒帽をかぶっていたのでお歳のころはよく分かりません。
人を見かけで判断するのは間違いですが、
やや昔で言う労務者風の、関わらない方が良さそうな風貌の男性でした。
その人が、「ここ。」(にすわりなさい)
荷物持ってる。」と、その人から見ると背中を向けて立っていた私に
すぐ声をかけてくれたのです。

それって、すごく思いやりに溢れた行動ですよね。
さらっとこういうことができる人は、
本当にやさしい眼差しで周りを見、なんのバリアも張らずに手を差し伸べられる
生き方を日ごろからしておられるのでしょう。

服装だけでなく、姿勢も表情も、そのように見えなかった人から
投げかけられたやさしさにとても心が温かくなりました。


降りる時、私が先だったら、目を合わせて一言お礼を言って降りよう、
と思いながら座っていました。
しかしながら、私と一緒に座れずにそのまま立っていたmasa
長い傘をうまく扱えず、前の席の方にご迷惑が掛かってしまっていて
慌てて席を立ってmasaに声をかけるというハプニングのために
不本意にもその方の隣りから席を移動してしまいました。

もしかしたら、その男性は、私が思っているよりずっと心の広い方で、
そんなことは全く気にしていないかもしれません(きっとそうでしょう)が、
彼は私たちが降りる駅と同じところで立ち上がったものの
私の思惑を成就するようなコンタクトを取るスキを与えぬまま
スーッと降りて行かれました。

やさしさを感じる男性に触れ合えた
ちょっといい出来事でした。

夕飯クリップ☆彡
          
    9時すぎに帰宅した時点でご飯がないことを思い出した二人。。。(いえ、masaは巻きぞえ(^-^;)
                でもデザートにmarie先生の‟愛情”がありました。☆彡
                   
ありがとうございます。