髪の念落とし
空港のある町まで車を走らせる日としては、絶好のお天気でした。
気温はマイナス2度くらいなのに、ポカポカの陽ざしと
交通量ですっかり溶けた高速道路の路面は、春を思わせる景色。
行く先は私が‟運命共同体”と名打っている美容師さんのお宅でした。
17年前くらいから某有名ヘアサロンの店長だった彼女は
体調の変化のために、今お店に出る生活を選んでいませんが
その技術の高さは放っておくのがもったいない確かなものです。
特にくせっ毛のうねりが強い私の髪を間違いなく扱える美容師さんには
なかなか出会えないので、お宅までおしかけて切っていただきます。
本当は昨秋の約束だったのですが、様々な事情でなかなか状況が整わなかったようで、
今日は、待ち焦がれた再開でした。
切ってもらうと、
髪にため込んでいた念がどれほどあったのかがわかりました。
空に放たれた鳥の如く軽く明るくなっていた気を感じました〜。
良い機会なのでmasaの髪も切ってもらいました。
彼女が男子をどのようにカットしてくれるのか、とても興味あり、
じーっと観察しておりました。
一本一本がしっかり太くて、量も多い、そして癖のあるmasaの髪を
スッキリと整えるまでにはかなりの労力を必要とすることを知りました。
男子のヘアカットも奥が深い事を学習。
久しぶりに、ヘアゴムもヘアピンもいらない髪をおろした自由感に
とても幸せになって帰途につきました。
白い月がとてもきれいだった・・・
朝からすっきりと過ごせた今日1日に感謝です。