「いいな」と思ってもらえる何かを
この世界は、幾層にも同じ世界が進んでいて、
私たちは その中のどこか一つのフェイズを現実として見ているのだ
ということを聞いたことがありますが、
今朝見でいた夢(全く譜が読めていないピアノ伴奏があと10分で始まる・・という類の)
から現実の朝の目覚めにスライディングできた感覚は、
本当にあちらの世界も現実だったのではないかと思うくらいリアルな
フェイズサーフィンでした。
帰ってきた世界の平和に心からほっとした気分は、
朝食もいつものお味噌汁・糠漬けスタイルではなく
バゲットのトーストにハチミツという軽い食感のものにしたくなりました。
相当切羽詰っていましたから(あちらの世界で)(;'∀')。。
安寧の朝の時間をしみじみと味わえて、幸せでした。
さて・・
朝のテレビに貴乃花親方の息子さんがフューチャーされていました。
15歳で単身アメリカに渡り、靴職人を志すことに決めてイタリアに修行し
オーダーメイド専門の靴工房を開いたそうです。
素材の仕入れから全て一人でまかなう完全オーダーメイドは3週間ほどかかり
一足15万円ほどだとか。
お父様からは 『仕事に対する覚悟』を教えられて育ったと。。。
顔立ちも話し方もお父様そっくりで、きっと相撲の素質もあったにちがいない
と思わせるほどです。でも、お父様が仕事として向き合っていた相撲が
厳しすぎて、ここには行きたくないと思ったのでしょうね・・・
親のようになりたい、と子供が思う要素って何だろう?
ふと考えると、
それは、やっぱり「いいな〜」と思うところなのでしょう。
かれは、父親の相撲そのものではなく、仕事観を「かっこいい」いいな〜
と思ったのでしょう。
そして、親から「いいな〜」を感じ取れたこどもは
その後の自分の人生に全く一人で模索していくより、ずっと生きやすくなるのでは
ないかと思いました。
親の立場として、子どもにどこか一部でいいから「いいな〜」と感じてもらえる何かを
放ちながら生きることが、目標であると、改めて感じていました。