~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

”悦に入る”

「妙に入る」って、なんか変じゃない?
って、頭の中で呟きが止まらず、先ほどやっと適切な文言を
思い出しました。
『悦に入る』でしょ。。。

実家で暮らすころ、こういう言い間違いをすると、
母に一拍おいて、言い直しされたものです。
まるで山びこのように。‟悦に入るです。”って。
今日、これを耳にしていた
先生もきっとそうしたいのが山々だったことでしょう。

昨日のNHKスポーツニュースで、今月のキャスター有森裕子さんの第一声を
思い出してしまいました。

「こんばんは。サタデースポーツです。」
一拍おいて、両脇を固めるNHKアナウンサーが声を合わせて
サンデースポーツです。」(そう、当日は日曜日〜)

こういうほのぼのとした愛情を感じるコントのような場面も
正しくを分かっているという前提で成り立ち、面白くもなるのでしょうが、
もともとの語彙の種類がかなりの部分で異なると思われるスマホ世代の人たちとは
「なんか変じゃない?」の共通意識さえ成り立たずスルーしてしまうことも
多いかもしれません。

日本語や漢字を教えていくのは、学校だけではなく、
親なのだと、思うと同時に、成長してからのメンタルな健康を決めるのも
親なのだという話を思い出しました。

脳の中にある偏桃体は、ストレスを受けとる気管。
この偏桃体が大きくなっていると、些細な刺激もストレスとして強く認識し
反応するようになるのですが、
小さなころに不安・恐怖といった強いストレスを受けた子供の偏桃体を
30年後に調べると、そうでなかったこども時代を過ごした人に比べて
偏桃体が大きく成長しているそうです。

こども時代を過ぎ、独立した後の肉体的反応にまで
生まれ育った環境(主には親の関わり方)が影響するなんて
この国の文化(言語)と日本人の存続を守るためには、やはりみんなで子供を
守らなければ、と思います。

夕飯クリップ☆彡