消灯〜〜???
今日は近年まれに見る 変わった体験となった演奏をしてきた
masaでした。
この場にどこまで書いて良いのか、と躊躇してしまうのですが
つまりは、弾かせていただいたベーゼンを所有する老紳士が
小説の世界に登場するようなレベルの ‟おもしろい”(?表現に困りますが)方で、
今日起ったことの一例を挙げますと、
masaの演奏中に、部屋の照明が消えました。
停電ではありません。
その方が、手動で照明を全部落とし、室内は闇となりました。
masaは弾く手をとめることなく、弾き続けます。
鍵盤も見えない暗闇です。
暫くして、電気がつきました。
・・・・・。何を求められ、試されていたのかお聞きすることもしませんでしたが、
とにかく、そのような調子で試されたり、リクエストされたり、
感想を聞かれたり。
そんな中で、取り乱すこともなく対応していたmasaに、今思うと感心します。
しかし、小さいころからこよなくクラシックを愛してきたらしき80余年の年輪から出る
お話は、とても刺激になり貴重なものでした。
その方がイチオシしていたリパッティのショパン集をさっそく予約。
今日の刺激的な1日の思い出になる一枚となることでしょう。
普通の演奏会で弾いているだけでは、このように80年前から音楽をリアルに聴いてきた
クラシックの生き字引のような方のご感想やお話を直にいただいたり、
冒頭の一例に準ずるような‟遊び”(?)の数々を
通してコミュニケーションをはかるようなこともないでしょう。
・・いえ、「ない」、と断言できます(;´∀`)。
本当に貴重な経験をさせていただいたことに、感謝します。
帰ってきて、masaに感想を聞きました。
「今日、1)びっくりした? 2)こわかった? 3)面白かった?」
答えは、
「おもしろかった」そうです。
よかった(*^-^*)。