産後介助に初訪問
この頃、次々と新しい形で自分を要してくださる所へ赴いていますが、
その活動の一つに、お年寄りや産後の方で、一時的にヘルプが必要なお宅への
お仕事があります。
今日初めて伺ったのは、ほんの1週間前に赤ちゃんのお母さんになったMさんの
お宅でした。依頼内容の大半はお料理だったのですが、
なにせ、昨日退院したばかりとお聞きしており、買い物をしてくださるはずの
ご主人様も出張中ということで、いえには材料もなにもないのではないか、と
その時に「何でもいいから買って来て作って」と言われたら何をすればよいのか、などなど、昨夜から無意識に心の準備をしていた気がします。
行ってみると、予想とは逆で、出産日が予定より2日遅れ、退院日もおくれたことにより、宅配をたのんでいた食材が届いてしまっていて、これをなんとか処理してください、というメニューおまかせ、材料限定、のタイムゲームとなりました。
キッチンの諸々を説明していただき、ある物ない物を把握しながらのスロースタート。
なんとか5品作って、お掃除をして、帰ってきました。
今日はゴーヤチャンプルーとか、夏野菜とチキンの煮込み、とかお野菜のあえ物などで
しのぎましたが、次回のリクエストが伺えたので、基本的なお惣菜の”標準”をチェックしたり、余りそうな材料の使いまわしで何をつくればいいかな、などと、
レシピケース(カードにしてストックしてあります)を超~~久しぶりに開けました。
そのケースのホコリに被り方を実感しつつ、
今回の、このお仕事がもたらしてくれている本当のメッセージは
‟そろそろ前みたいにちゃんとご飯つくりなさい”っていうことなのかもしれない、
と感じました。
ちょうど12年前ごろから約4~5年、毎週大勢の若者が家に集い、
みんな、普段外食がおおいだろうから、 という老婆心もあっていろいろ作って
ご飯会をしていた頃に比べると、この頃の二人の食卓は、本当に簡素になっていました。
事情や、体力や時間などの事情があってのことではありましたが、
でも、「そろそろ、ちゃんとつくりなさい」って言われてるんだ、きっと。。。
そんなきっかけをいただいた今日のボランティアに感謝です。