~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

腸内の関心事

そういえば、年末の演奏ウイークを控えていた時、まるで受験生のように
『R-1』を二人で食べていました。
ここだけは、風邪を貰う訳にはいかない、と思ってのにわかR-1でした。

店頭に並ぶだけでも乳酸菌は種々ありますが、
ピロリ菌除去のLG21、よりは
肥満細胞の数が減ったり、外来物質から体を防御するIgA抗体なども増加させ
‟アレルギー”や‟皮膚の炎症”に抑制効果があるクレモリス菌の方が
私たちには必要な気がして、普段は自家製の豆乳ヨーグルトに加えて
カスピ海ヨーグルトを採っています。

でもインフルエンザを意識したら‟R-1”ですよね。
R-1は‟NK細胞を活性化させる”ので、がん予防を考える人も
これを選ぶでしょう。

それぞれの乳酸菌に、それぞれの得意分野が割り振られていて、
これだけ飲めば万能、というものが存在しないところが
自然の縮図を見ているようです。
多様性の中にも善玉と悪玉がいて、日和見が一番多くて・・というバランスも
人間の世界にそっくりです。

一人だけでマルチな能力をもつ、ということは決して無いこと、
一人一人の役割がちゃんとあり、多様性がバランスを保ちながら
結束してはじめて理想的な形となる・・・
ヨーグルトから始まり、腸内細菌の一覧を通して自分たちの在り方を
確認することができますね。

ヨーグルトなどの機能性食品で外から有効な菌を取り入れても、
各人の腸内細菌の構成にフィットするかしないかは個人差があると聞いたことがあります。

その、もともとの腸内細菌にどのようなものをもっているか、ということは
生まれてくるときに決まると、知っていましたか?
私は、出産の際、そこまで知りませんでした。

無菌状態の胎児は、母親の産道を通る時に、腸内ととても良く似た最近環境にある産道
を介して母親の腸内細菌が感染し、そのまま腸内に常在菌として定着し、形成された
母親そっくりの腸内フローラは一生影響するのだそうです。
ということは、
帝王切開で生まれた赤ちゃんは、この第一段階で腸内細菌を貰っていません。
それで、生まれた後に接した外界の環境から感染する菌で体内の菌を構成していく
ということになるそうです。

免疫を高めるためにと‟母乳”にこだわるお母さんは多いと思いますが
最初に、善玉菌をたっぷり含んだ腸内フローラをさずけてあげること、
=出産前に、腸内を良い状態にして、自然分娩をすることが
赤ちゃんの一生の健康に大きくかかわる大切なことだったのだと、知りました。

緊急帝王切開だったmasaの腸内フローラが気になる今宵です。

夕飯クリップ☆彡