~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

”地球にいるからできる事”

近頃、宇宙ステーションに飛び立つ宇宙飛行士に日本人が次々と
登用されているのを目にしていると、あまり特別な造りの人間じゃなくても
宇宙に滞在できる日は現実になりそうで、宇宙生活が10年ぐらい前よりは
ぐっと身近になっているように感じます。

そうなると、あらためて、この緑の地球に住んで日々を送っていることが
とても貴重な事だと逆に実感し始めませんか。

この世に生を受けた理由を説く諸説の中に、
‟不完全性”を体験するためだというのがあります。つまり、神々(あるいは創造主)の
世界ではすべてが完璧、完全なので、そうではない人生を経験するために
生まれているのだと。だから、不完全であることを味わい、また、
物質世界であり地球であるがゆえに経験できることを楽しみなさい、ということです。

不完全性を‟楽しむ”、という境地にまではなかなか達しえませんが
不完全で当たり前、という前提で目の前の事への取り組みをしていると
物事に対する自分の中の反応にゆとりが出るし、
ガマンしなくなるという気がします。

我慢、というのは、「本当はこうでなくちゃならない」という気持ちが
存在するからそれを我慢するので、「こうでなくちゃ(完全性)」が必要ない
という前提で、目の前で起きることを見ると、‟そうぞどうぞ♪”
というゆとりが心の中に生まれてきます。

この‟不完全さ”の容認と同時に、‟地球に居るからできる”ことをしよう
ということを意識すると、普通の日常生活がかなり幸せに感じてくることを
発見しました。

地球だからできること(宇宙ではできないこと)・・・
自然や生命を楽しむこと、水に浸かること、美味しいものを味わうこと
紙の本、木でできた楽器・・数え上げればきりがありません。
また、逆にみると、スマホやパソコンで情報のやり取りをすることは宇宙に行っても
できそうです。

遠い未来、宇宙に大量の人が住むようになったら
この豊かな地球に残れる人間は、きっと上級の階級の限られた人たちなのではないかと
空想はどんどん膨らみます。
微生物や有機質のものに囲まれて、ワイワイガヤガヤと生きて行けることが
将来もしかしたら希少価値の高い生活になるかもしれないと思うと、
口元にできた吹き出物にさえ小さなリスペクトを持ってしまう
楽しい1日でした。
夕飯クリップ☆彡