~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

記念すべきこと!

今日は朝から夕方まで4回の外出について

masaにお留守番をしてもらわなければなりませんでした。

トータル時間にすると、これまで経験したことのない7時間です。

 

でも間20分だけでも、私が帰り、masaの昼食を用意することができる予定で、

組んでいました。

 

朝食の時、今日、長時間のお留守番になること、

ピアノを弾くからまどを閉めて行くけれど、

沢山お水を飲むように、とか、

扇風機を自分のいる部屋に持ってきて回すのよ、とか

33度にまで上がった今日の札幌で窓を閉め切って置いて行くこと

も気にかかっていることなどを話しながら、

少しいつもより"大変な”お留守番よ、ということを言い含んでいたつもりです。

 

さて、午前の用事を済ませてインターバル20分で着替え、

次の準備、masaのご飯、と動く勢いで玄関のドアを開け、

そのままキッチンに向かうと、

片付けて有ったはずの鍋が一つレンジの上に出ていたので

慌てて片付けようとすると、水が大量に入っています。

 

水、というかぬるま湯。でした。

私が今朝何かを茹でようとしていたのかしら?

ああ、暑さのせいで記憶も飛んでいるのか、、、と思った次の瞬間、

水きりカゴに、一つだけカレー皿が増えているのに気づき、

もしや!と、masaに、カレー茹でたの?

と聞くと、そうなんだという雰囲気が伝わってきました。

 

レトルトカレーがしまってある場所は、masaがわかるように

ストックの場所に買い物の後片付けてもらったりはしていましたが、

それをお湯を沸かして、何分ボイルして、どうやって火傷しないようにお湯から上げて、封を切るのか、なんて、火傷が怖いので、

練習したことさえありませんでした。

 

ところが、ゴミ箱を見ると、レトルトカレーの空きぶくろが

確かに捨ててありました!

 

本当に、自分でお湯を沸かしてカレーにして、食べたんだ!!!

お湯から袋を取り出す時、どうやったんだろう、

先にお皿を用意してご飯を盛っておくことを、よく思い出したこと!

そして、袋の熱くない耳の部分を持って開封し、失敗しないようにご飯にかける

というところまで、どこも汚さずによくできたこと!

 

すごいすごい!すご~~~い!!!

 

こんなことが自分の判断でできるようになる日が来るとは想像だにしていませんでした。

心の底から嬉しいビックリ!!

ただし、自分の判断でというところはちょっと違うかな。

 

私が置いて行った"お留守番メモ”に、「ママが帰ります」というところまで書いたのですが、その後の流れも少し、と思い次に出かけるまでが20分であることと、

その間に”昼ごはんを食べる”と書いておいたのです。

 

きっとmasaはこれを、自分の指示なのだと思ったのでしょうね。

”今日は、ママがこれを食べなさいっておいて行ったご飯がないから

自分で作るんだ”と思ったに違いありません。

 

メモを正確に読み取れない不完全さが、今回の"記念すべき”出来事の

引き金になったのですね。

今朝の私の話をしゃんと聞いて、気を引き締めて頑張ってくれたんだ、とひしひしと伝わって来て、

鳥肌が立ちました。

 

成長してくれて、ありがとう。

少しずつ伝えていることをちゃんと使えるようになってくれて

ありがとう。

こんな幸せ、パパにも伝えたかったね。

 

今日は記念日。