情報の出す波動に飲み込まれないように・・・
今日はせっかくの満月なのに、夜には雨まで降ってきました。
予報では、明日は春の吹雪だとか。
ロングブーツがまだ片付けられない私です。
その昔、大学生の頃いくつものアルバイトを経験しましたが
家庭教師以外にどのような物をやれば良いのかわからなかった初期の段階では
よく『an』とにらめっこしていました。
応募する立場の現実とすりあわせながら、募集広告をツブさに見て行く作業は
途中から取りつかれているかのように離れられなくなり、
目が痛い、肩が凝ってきた・・・のにもかかわらず
まだ見ている、という状況になり、そんな中で得た情報で、実際には
あまり実利性のない3,4件くらいだったという記憶です。
(内容が後の経験として生きたり、条件や環境が良いお仕事は
結局知り合いの紹介などで決まっていきました)
それよりも、募集広告の羅列を長時間凝視していると、
その内容傾向が浮き彫りにする大衆社会の経済活動が目に刷り込まれて、
3次元的物質社会のビジネス傾向がこの世界の動きの中心になって
全ての人々がその上に乗っているかのような錯覚に陥た感覚がありました。
創造とか、愛とか、芸術とか、精神とか、そういうものを生み出す生気とは
殆ど平行線をたどる、違う世界に来てしまったような感覚。。。
今日は、その頃と同じような体験をしていました。
自分にできることは、ないかしら、と目を皿のようにして見ている集中力は、
欲しい洋服を探してネットサーフィンをしているのと同じようにキリがありません。
気付けば体力が消耗し、眼は疲れ、心の中蓄積されるのは
情報が情報を売る・・何かの意図でこの情報が集められている、・・
あなたが求められているものは、あなたの人としての経験や感性ではなく
‟情報”なのですよ。
というような図式を強制的に感じさせられる。。。
緑の匂いも、花の精気も、空の星も、音楽も、あるのは遠く別の世界。
同じ現実だと思えないほどへだたりのある波動を発している情報サイトに
酔いそうでした。
自分を見失わないように、用心しないと。