砂入りのパンの話
今日は、少しバランスを崩していた心を癒すことを意識して
しようとすること一つ一つを、‟しなければ”という意識でやっていないことを
確認しながら(何かへんですが)
‟したいからやっている”に留まるように努めていました。
お昼はレース編みのお花を仕上げながら、masaの国語教材を聞いていると
(masaは音読するので、内容がわかります)
古代エジプト人が食べていたパンには砂が混じっていたという話でした。
これは知らなかった、ということがこうして時々発見できるので
国語教材は面白いです。
なぜ砂が混ざっているかというと、
小麦を石うすでひくときに、そのまま挽くより
砂が混ざった状態で挽いた方が、速く細かい粉になったからだそうです。
それで、王様も同じように砂入りのパンを食べていて、
砂を多く噛む歯はエナメル質も象牙質もボロボロになり、
そこから細菌が歯根に侵入して死に至るという人が多かったとか。
多くの高度な知恵を持っていた古代エジプトにしては、
なぜそれに気づかなかったのか、と不思議にも思える史実です。
国語の後は数学の新課程もつき合いました。
手には編み針を持ちながら、
夕刻のピアノまで、休日ののんびりペースがじんわりと心に効いていました。