~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

通り雨の信号待ち

今日は久しぶりにTちゃんとウォーキングの約束をしていて、

以前は毎週だったのが、今年はまだ2回しか行けていなくて、

楽しみな大切な1日だったのに、この天候下、約束の時間に雨の予報で

またしてもキャンセルになってしまいました。

 

masaは気を取り直していつものランニングコースを走ってくるというので

「じゃ、雨が降ってくる前に行ってらっしゃ~い」と

おくりだして、外を見るとやや小雨が降っていて、

でも10分後にはピカ~っと晴れたので

「良かったよかった」と安心してアイロンがけをしていたら、

またしても雨の音が。

外を見ると、今度はザーザーぶりです。

 

これは撤収させなければ、ともうそこまで帰ってきているはずのmasa

迎えに行きました。というのも、最後、我が家に帰ってくる手前に長い長い信号を

2つわたってこなければならないからでした。

 

傘を持って行くと、もうその向こう側まで帰ってきていたmasa

もちろんずぶぬれですが、雨に打たれながら、大き目のガーゼハンカチで頭を拭いています。

一緒に信号待ちをしていたご婦人が貸してくださったらしく、

長い長い2つの信号待ちの約5分間、その様子にお礼を申し上げることもできないままこちら側から眺めていた私でした。

 

幸運にも、そのお方もmasaと同じ方向に、私の方へ渡ってきてくださったので

かろうじてお礼を申し上げることはできましたが、ハンカチをお返ししようとすると

いいから、とおっしゃり、お名前を伺うこともできず、そのまま別れてしまいました。

 

masaがこうして一人で行き来する道中には、こんな風に温かくしていただく場面が

ほかにもきっとあるのかもしれません。

親子揃って、天使に出会ったような、こころが慰められる出来事でした。

 

本当に、感謝です。

この場をお借りして、そのご婦人に心からお礼申し上げます。