~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

遠足気分

緊張のせいか、いつもより50分の早起きでした。

新聞の配達が来るころ。

そして、家を出る時間も、予定より数分は早かったと思いますが、

路面電車と地下鉄を乗り継いて、バスターミナルの乗り場に立ってみると、

いつもより25分も早く来ました。

 

所用時間は、車を途中まで使っていた今までと比べて10分位しか変わらず、

すごく混んでいると思っていた7時台の市電も、座れて、

運転で身体も疲れず、快適でした。

 

運転せずに、乗客でいることが楽な事は、旭川まで、などの長距離の事だと思っていましたが、そうではない、ということが今日わかりました。

運転は、座りっぱなしだし、待ち時間もなくて、一件楽そうですが、

意外に疲れているものなのだと、わかりました。

 

バスターミナルでmasaを送った足で、今度はJRに乗って、

まるで遠足気分。

特急に乗っても良いのか、快速はどこに止まるのか、乗っても良いのか?

そして、札幌駅を中心にして、東西とも、二股の路線に別れる、という

難易度の高さは、普段、電車といえば地下鉄だと思っている私にとっては、かなりのハードルの高さでした。

 

でも、次の目的地が、JRで札幌市の正反対方向の端とはいえ、

masaをバスターミナルで見送った時刻から、1時間45分もあったので、

ただでさえ、難関のJRで、途中下車を試みました。

自宅からいつも車で行っていた手芸屋さんに届いていた注文品を取りに行こうと。

 

なので、朝の、自分の目的地に着くまで、実に5回の乗り物を経由しました。

まるで遠足気分。待ち時間もたくさんありました。

でも、メンタルにはとても新鮮でした。

多分、その理由は、

スーツ姿の男性方が出勤する後ろ姿を、たくさん見たからなのではないかと

思います。これは、普段車でだけ移動している人ならお分かりいただけると思いますが、車で移動していると、戦士たちの朝の姿を見ることはありません。

車は車で、走っていると、朝の道は込み合って、頑張ってる周りの空気は

感じるのですが、

人そのものが見えないので、自分自身が社会にいる一人として動いている、

という実感から謝絶されているのです。そうだったんだ・・と、今日感じました。

 

なので、この長い朝の移動時間が、とっても‟リフレッシュ”でした。

 

研修もまた予定より早めに終わり、masaのお迎えにそのまま直行するにはまた1時間ほど時間ができて、(かといって家に帰れるほどではない)まずは、JRのホームのベンチに座り、編み物タイム。

それから、車ではなかなか小さなものだけ買いには近づきにくい札幌駅地下にある

パーツショップでの用を足すこともできました。

そうして、masaの帰ってくる地下鉄駅まで迎えに行き、

また地下鉄に乗ってもどり、路面電車も途中下車して用を足し、そこから徒歩帰宅しました。歩いた距離や、移動にかかった時間は結構あったのに、

身体の疲労感が車で移動しているいつもよりかるく、気持ちも明るい事が

とても不思議でした。

 

とってもいい経験でした。