masaの読書タイム・私の編み物タイム
この頃、日々の暮らしの中の事で、起きた出来事なれど、
このまま書いて良いのかどうか、と一時保留してしまうことが
よくあります。
この話題もその一つですが、・・・・
約2週間前に、10ヶ月に及んでいた図書館の修繕工事がほぼ終わり、
やっと、書架から本を選べる環境にもどったところに、久しぶりに
出向いたmasaに、しばらく一人で本を選んでもらって、
「さ、行きましょう」
と戻った時に、彼が椅子に座って読んでいた本は、まったく私の意図も
アドバイスも絡まない、純粋に彼が書架から選んだ本でした。
タイトルは「再び愛するということ」これは、前のblogにもアップしたと思います。
この時は、ただ、タイトルに、ぐっと来て、驚いただけだったのですが、
これを音読する彼の口から出るストーリーを聴き始めると、
‟離婚”というワードが頻発する、、そのことにかんする受け止め方、
を感性の中で分析している女性の物語だったので、びっくり。
”リコン” それがどういういうことなのか、masa的にも興味があったのか、
その言葉がでてきたところから、一気に読み進めていたように見えました。
自分に心を寄せてくれているフランス人が離婚しようとしている、と聞いた
主人公が、自らの離婚体験と重ねて、離婚観をあれこれと書いています。
主人公は女性で、私と年齢もだいたい同じ。子どもも男の子で、
masaとだいたい同じ、で、その子は、ピアノを弾き、しかもその時母の再婚の話を聞きながら引いていたのがmasaのレパートリーでもある、ブラームスの「ラプソディ」・・、という、
masaと私の物語だったのか?と思うような設定だったことは、
本の最終章にきて分かったことでした。
このお母さんは、最後、フランス人の写真家と再婚することになりそう
なので、そこだけ私と大きく違うのですが、
それにしても
図書館の書架の背表紙だけで、この本を選び取ったmasaにビックリしていました。
そして、この本が、masaの理解と学びの一助になっていることを感じつつ、
最初に選んできたmasaに「これ~?」と却下しそうになった自分のことを
思い出し、これからのmasaのチョイスをもっと信じようと思いました。