春の庭
春の陽ざしが、やっと現れた今日、
発送が必要な届け出などの郵便物4通を準備するまでは
気ぜわしさも緊張感もありましたが、
午後は、ずっと手をかけられなかった庭のトリムをしに
出ることができました。
土を覆った芝やミントの枯草を取り除いて行くと、
ちゃ~んと、緑の新芽が顔を出していました。
葉が茂ると手が付けられなくなる山椒の枝を落としたり、
あちこち、新緑が噴き出す前のラストチャンスを
待っている子たちが、「やっと出てきてくれたんだね!」
と声をかけてくれていた気がしました。
ついでに、お庭のお隣さんも。
「こんにちわ~」って。
とっても早く帰ってくるパパさんです。
昨秋、お別れしなくて良いように、と
深い祈りをこめて冬支度をした自分の分身のような草木に
雪解けのあと、いつも通りに再会できたのは、
きっとこの子たちが守ってくれたからです。そんな感謝とともに
「ことしもよろしく。」と語りかけられて
静かな気持ちになっていました。