朔日参り
朝、masaを送りに出た時間が遅くて、車で現地まで送ることになり、
帰宅してホッと、しながら洗濯物を干していると、
何となく、今日が1日であることを意識していたからか、
神宮に呼ばれているような気がしました。
それで、まだ午前中の陽があるうちに、行ってみました。
10時になる直前の神宮は、平日の午後ほどではないけれど、それほどの
混雑でもなく、すんなり入れました。
でも、お参りが終わったあとの、茶屋での‟判官さま”に並ぶ列は
かなり長くて、いつも寄る訳ではないのですが、
今日は一人で来たのでお土産を、とその列に入った私でした。
そして、順番が回って来て、やっとわかったこと。
一日参りの日の‟判官さま”は、無料でいただけるのです。
だから、皆ならんでいたんだ・・。そういえば以前聞いたことがあった
かもしれませんが、とっくに忘れていた私。
ホッコリの行列の末に、さらにホッコリさせていただきました。
神宮の駐車場を出ると、その入り口を目指す待ちの車列は
いつのまにかお正月並みになっていました。
一日参りって、こんなに来るのですね。
『10時前』が、ポイントだということも知り、良い
タイミングで運んでいたことに感謝です。やっぱり呼ばれていたの
かな。。いえいえ、
『参り』とされている時点で、一日には呼ばれている、ということなのだそうです。
初詣、は『詣でる。』自ら出向くときは詣でる。なのですよね。
『参る』は‟参上”の参。
呼ばれて行くときに使う言葉です。
ですから、「朔日詣で」と言わずに「朔日参り」ということは、
神様に呼ばれて、参上しているのですから。
全てがすんなりいくことも、理解できる有り難い成り行きです。
神様は、「三十日詣で」で前一か月のこの者の立ち振る舞いを見たうえで、朔日(1日)に、この1ヵ月にこの者にはどのような成り行きを
授けようかと、考えて、授けてくださる。だから、
お呼びくださる、という意味なのですね。
この歳になって、やっと意味を意識して参上した朔日でした。
夕飯クリップ☆彡