~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

city jazz開幕

アルバムを見ていたらこの黄色に勇気を与えてもらえそうな気がしました。
          
このヒマワリを撮った夏は、どんな夏だったのかな。
今より幸せだったかな。今の方がしあわせかな。

masaがとても小さいころ、地方と行き来することが多くて
その通り道にヒマワリの里があったっけ。
その頃は、ヒマワリがこんなに元気を与えてくれる花だとは感じていなかったかもしれません。


花、といえば、花フェスタというのをやっていました。
今日が最終日とのことで、ひときわ多くの人たちが次々に
花苗を買い物かごに入れていました。
7,8年前までのわたしなら、持ちきれないほど買っていたことでしょう。

今日は涼し気にならんでいたデルフィニウムをカメラに
おさめさせてもらって、これで満足でした。
           
このブログのタイトルどおり、今日は文字通り
花と音楽の癒しを求めて街中まで来たのですから。

sapporo city jazzが今日から(8月26日まで)始まる、という開幕パレードが
去年から始まったらしく、これは元気をもらえるに違いない、と
時間を計って出かけてきました。

13時からというのに、20分前に付近に行っても車は全く普通に走っているし、
通りを一本間違えたかしら、と他の道へ回ってしまったほど。
しかし、あたりにいる警備員さんに尋ねると、やはりここで良い、というので、
よさこいのように待ち受けている人は少ないのね・・と
前から来るはずの隊列を心待ちにしていました。

13時を過ぎてもまだ車を止めない。。。

パレードの隊列より先に、まずまず感心してしまったのは、
ギリギリまで車の流れを止めずに、その時だけ止める、という
彼らのワザでした。

ワンブロック向こう側まで進んでくるまで止めないのです。

これを見ていて、街中の車を長時間止めるということが
どれだけ大きなことなのかを改めて認識し、
マラソンレースで長時間交通を遮断してもらっていることの重みを
masaと話していました。

そんな前ふりを経て、やっと見えてきました!
          
先頭は予想していなかった小学生のバトントワラーたち。
不安そうな面持ちで、旗を振って行進してきました。
先頭だもの、不安ですよね。
先導の大人のひとに、「大丈夫大丈夫」と励まされながら
一生懸命ゆっくりと歩いているその姿のキューンとくる可愛さに、私の前に居た初老の女性は思わず私と目を合わせて
「かわいいわね〜〜〜♡」と声に出してしまう感じ。

小学生の後ろは少し大きい中学生くらいのお姉さんのバトン隊。
前列の少女たちが成長したような錯覚に陥るすてきな隊列でした。
 ジャグリングのお兄さんを挟んで、いよいよトロンボーンの大群がやってきます。

これだけの数が一声に鳴らしていると、遠くから本当によく聞こえます。
管楽器おそるべし。
           
『When the Saints Go Marching In (聖者の行進)』をゆっくりしたテンポで鳴らしています。
この曲のせいもあるのでしょうか、
幾重にも重なったトロンボーンが一斉にこの曲を吹きながら
目の前を通っていくとき、胸の底の方からこみ上げるものが一気に出てきました。
まさか、パレードで泣くとは思っても見ませんでした。
癒されたのか、圧倒されたのか、感動したのか、よくわかりません。
ただただ、涙がこみあげてきました。

4,5人のバンドで軽やかに演奏されている曲ではわからない
この曲と吹く楽器の力が、ず〜んと胸に突き刺さって奥の方から何かを
引っ張り出して「ついてこい」と言いながらス〜っと行ってしまった。。。
そんな感じでした。

何十ものトロンボーンのモノフォニーを聴けたことは格別な体験でした。

   ☆     ☆     ☆     ☆
今日は、別の場所で、人生相談もたくさんできそうな
‟心の収穫祭”なるイベント催されていて、どちら方面へ行くか迷いましたが、
こちらに来て正解でした。

大通り公園ではフェアトレード・フェスタもやっていて、
帯広から来ているパンにも出会えたし。

きっと、天の恵みは順々に降りてきているのだと信じたい
日曜日でした。感謝☆