~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

「よかったね」記念日

九州で地震・・・、もう寝ている方も多かったでしょう時間の
地震は、不安もひときわなことでしょう。

被害が少ない事を祈ります。

         
私は、とても嬉しい出来事を綴ろうとしていました。

夕飯の食卓を囲みながら、
先日お誕生日のプレゼント用に、と編ませていただいたブレスレットが
ご先方に届き、とても喜んでいただいたご様子を写真とともに
お知らせいただいたことをmasaに話しました。

「この前、ママが作っていた紫色のお花のブレスレットあったでしょう?
 あれが、着いて、とっても喜んでくれたのだって♪。」

すると

よかったね・・♡」

と聞こえました。
言い慣れている人が言うと、「ね♪」のトーンが上がって、
歌みたいになるけれど、masaの 「ね♡」は、生まれたばかりのオギャ〜って大きな声を出す直前の初めて空気に触れるグググ・・っていう音に似た、
‟これでいいのかな‟という気持ちが声にならない声になっているような、声でした。

「えっ!? 今‟よかったね”って言ったの?」

思わず聞き返してしまいました。

なぜなら、初めての言葉だったからです。

masaが 人に「よかったね」 と言ったのを
初めて聞きました。
確かに、(初めて言ってみました)という声でした。


感激です。
何と説明すればよいのでしょうか。
私が、何に感激しているか、理解していただけるでしょうか。

「よかった」(自分の気持ちを述べる言葉)
「ね」(共感を呼びかける言葉)
 そして、この二つを自ら発しているということ。

masaのような特質を持ったこどもには、もっとも獲得されにくいこれらの言葉を
発することが、偶然としても、あったのです。

これほど、会話らしい言葉がけが、masaの口から出るなんて、
一生かかっても聞くことはないと思っていただけに、この上ない感謝と
信じられない気分の半々です。

ありがとう。こんな日が来るなんて。。。

夕飯クリップ☆彡