~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

自分の責任でそうなったのではないことには、気を楽にする

今日は1週間の中では休日的な金曜日だったのですが、
1日中手と目は働いていた感があります。
きづいたら、夕飯後、水も飲まずにこの時間になっていました。

編み花から派生した、ちょっとした細かい作業の中に、没頭していました。
次のオーダーのお品物の作成も後を待っています。
途切れることなく編み物のご用命があることはありがたい事。

決まったものだけではなく、創造していくことを要求されるのも
また幸せな事です。

夕方、masaを公文に送った後、家に直行して少し休みたいかな
と思ったのですが、今日はあまり時間がなかったので、
いつもの書店に向かいました。

本日、久しぶりに購入したいと思った本がありました。
            
多くの本が、どのようにこの人生を生きていけば良いのか、という読者の視点と
同じ方向で導く中で、この本の、誰しも必ず辿り着く‟死”にあたかも今、
到着しようとしているかのような視点を感じられるこのタイトルに、
なんだかホッとしました。

ページをめくっていくと、至る所に、今の自分の生き方を肯定してもらっている
ように感じる箇所があったり、本来あるべき規律がととのっていてこそ
成熟した人間の証、という考え方を後ろ盾してもらっているように感じる箇所があったり。

これから歳を重ねていく前に、お婆ちゃんが話してくれるような
お話を聞いている気分にさせてくれる一冊です。

本書より一節を抜粋してみます。

困難から逃げなかった人はいい年寄りになっている
 ”自分の財産というのは、深くかかわった体験の量だと思っています。・・・
 困難にぶつかっても逃げ出さず、全うに苦しんだり、悲しんだりした人は
 いい年寄りになっているのです。・・・・  
 
 ・・・できる事をどうやってしようか、考えるといい。
 目が悪くなったばあい、耳が聞こえなくなった場合、歩けなくなった場合を
 予測するのだ。そしてついに何もできなくなっても、それで自然と思うこと。
 それは悪ではない。罪でもない。・・・
 自分の責任でそうなったのではないことには、気を楽にする癖を初老と言われる年までにつけておくと、便利だろう。”


なんだか、気が楽になってくるでしょう?
満月に感謝です。

夕飯クリップ☆彡