本番前日です
午前中は雨の降りそうな風の強い土曜日でしたが
私たちが合わせリハに向かう途中は、穏やかに戻っていました。
桜もそろそろ終盤でしょうか。
車をとめようと思っていたデパートの駐車場が思わぬ長蛇の列で、
これは間に合わないかも、と近隣のコインパーキングに止めたら
予定時刻よりも30分位早く着いてしまいました。
ロビーに居ると、委員長の先生が
「練習室は15分押しているので、よろしくお願いします。」とのことで、
じゃ、40分もあるから、喫茶コーナーのコーヒーでも頼もうか、と
オーダーして待っていると、
「前の時間帯に入っている方がいらっしゃらないので、どうぞお入りください、」
と早まり、コーヒーの番号札もったまま部屋に入ってしまって、
「どうしよう・・」と言っていたら
お店の方がトレーにのせてわざわざ運んでくださいました。
委員長先生が教えてくださったようです(#^^#)ありがとうございました♪。
与えられた15分はあっという間に終わり、
コーヒーのトレーを持ってまたロビーへ出て、
いらしていたピアノの先生とおしゃべりを30分ほどして
やっと時間がまわって来そうかな、と練習ホールへ入場すると、ちょうどSさんが始めていました。
堂々とした、安心感のある演奏で、皆様感心。
続くN君は手振り身振りが、堂に入っていて、一気にレベルアップ!!!みたいな
ムードを作ってくれる名手でした。これで、masaはどのくらいの響きが出るのかな、
とドキドキ。
masaは、最初から、masaモード全開で、「オケの方たちにごあいさつして」と
私が観覧席から声をかけると、ピアノ椅子にすわったまま、
「こんにちわ。(*^-^*)」
まず、カデンツァをどう弾くかの確認から始まりました。
そして、通し1回目。
いい感じで流れている、・・・以上に速い。
確かにプレスト。最後のパッセージ。でも、インテンポで来る弦についていく感じに
なって加速している・・・。
天災バカボンのマンガの脚が、グルグルに回る絵がありますが、
masaの指がそれに見えました。
しかし、さすがにプロの司会者兼フルート奏者のKさん、
「速くないですか?」彼女が測っていた演奏タイムを観ると、参考にしていたピアニストの
演奏より更に速くなっていました。
「速すぎる。。」と私が言うと、すかさず、「いつもはもう少し落ち着いているそうです。」
と前に送る。そしてプレスト以降のところだけもう一度。
オケが入りやすいように、とカデンツァの終わりぎわを考慮してつくっておいた
ピアノの先生の見込みがすっぽりはまった感じです。
そんな感じで、masaの順番はサラッと終わりました。
すぐに修正できるアップライトのお部屋があったので先生と確認。
でもね、とっても誉めていただきました。
「とても難しい曲なのに、よくお勉強されていますね」
初対面の大学教授に誉めていただくことは、明日への信頼に繋がりました。
どこまでも響きと丁寧さを、masaの空気の中で実現できますように。
昨日調達したチケットをryokoさんにお渡しすると、
「お腹すいてるんじゃないかと思って〜」と、差し入れのお菓子をいただきました。
わかってる〜〜〜♪
帰宅後、即お茶させていただきました。ご馳走様でした♡。
明日のホールは本番撮影禁止なので、写真はどんな物を明日アップできるか
分かりませんが、ま、今日だって、機材一式(^▽^;)持って行った割には
私は何も撮れませんでしたから、そんなものでしょう。。。
masaの味方をつくってきた感触が嬉しい今日の合わせであったことを
深く感謝します。順番を待っているmasaの隣りにわざわざ座って
「私、伊藤です」と話しかけてくださったバイオリンの
伊藤光湖さま、何となくmasaの天使のように見えました。
明日は、色々なことがあるでしょうが、
今日と同じ感じで無事に終わりますように。