~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

こどもたちの整列がおもしろい(*^^*)

歯医者さんへ向かう途中のグラウンドでは、もう運動会の練習が
始まっていました。
入学式が終わり、健康診断が終わると、もう運動会練習。
北の地では秋の運動会はなく、このあたりの小学校は5月の末と決まっています。

あの頃は、たった一か月足らずで、できるかしら?なんと慌ただしい
スケジュールなのだろう、とおもっていました。
こんな風に進んでいくと1学年なんてあっという間に終わってしまいますね。。

運動会の練習が始まっているけれど、masaの本番はまだ終わっていないのよねぇ?
なんだか不思議に感じます。でも、もうすぐそこ。

さて、歯科医院からの帰り道、小学生たちの練習も終わったらしく、
移動、整列の笛が鳴っていました。
先生の決めた線に最前列の子たちがぴぴっと並び、中盤の人たちが
何となく周りに流されて並び、後ろの方のグループは前が並ばないと決まらないから
いつも待っている感じになるのですね。。だから、みんなばらばら。
気ままで自由な後列グループ。

この集合状態を外から眺めていると、自分が前の方に並ぶ人生だったか、
いつも中盤に並ぶ子だったか、大きくて後列グループだったかで、
性格形成にけっこう影響するのではないかしら、と感じます。

これに、家族内での立ち位置(長女長男か末っ子か、真ん中か)の組み合わせで
おなじ年齢、おなじ学年を生きていても、人生かなり変わってきそうです。

自分は長女で身体は小さかったのでいつも前の方に並ぶ方で、
先生が何をしているのか、何をすれば良いのか、
色々なことがよく見えるのですぐに言われた通りにし易いし、
前の子が並ぶのを待つ必要もないので、言われたことがすぐにできる、
後ろの子たちを振り向いてみることはないので、最後方の子たちは
列ができあがるのをいつも待っている、ということも知らずに育ちました。

私のような前列付近のみなさんは、
先生の近くに居るので、いたずらやちょっかいを出してくる子も発生しない
住みよい環境の前列にいつも並んでいると、真ん中あたりで
前と後ろの子どもたちの気ままな動きに付き合いながら生きていく子どもたちが
並ぶ都度に大人になっていくことなど、全く知らずに育ちます。

そして、身体が大きい後列の人たちは、
いつも先生から一番遠いし、いつも待たされるから‟自由時間”に事欠かず、
自分らしく生きていくすべをこの時期から獲得していくのでしょう。

そんなことを瞬時に観察しつつ、「おもしろ〜い」と頭の体操をしていました。
時々、前と後ろの並び順を変えるとか、毎日一つづつ並び順をずらして回していったら
クラス全員が同じ経験ができて、いいんじゃないかしら、
と思いましたが、きっといざという時の整列が反射的にできる為には
この方法は推奨されないのでしょうね。


子どもたち全体を観察することで、自分の素性を理解するようなことが
こんな風に時々あります。

桜の花も一気に見ごろを迎えています。街路樹の若い桜がきれいに咲いてきた、、と
思いながらレッスン帰りの道を歩いていると、marie先生からきれいな
桜の写メをいただいていました。
過去や未来を案ずることなく、間違いのない日程で咲いている桜たちは
今の私を違う側面からも支えてくれるような姿でした。

夕飯クリップ☆彡