繊細な糸の周り
華奢で淡い色の紫陽花がきれい、と思って編んでいたのですが、
優しくて軽いお花だけがぎっしりつまると、そのはかなさが良く分からなくなるもので、
周囲のお花を少ししっかりした物にしてみました。
しっかりした物に支えられてこそ、繊細さが際立つというのは
レース編みのお花に限ったことではありませんね。
繊細な仕事ができる人は、周囲に必ず力強い方がいるということでしょうし
繊細なたたずまいを保てるという事は、それを保持する
逞しい作業力を周囲あるいは自らが携えているということでしょう。
今日は早朝から、心を冷たくするメールの着信音で起こされて
なんとか心を解き放ち、心の平和を保持することに努めていました。
それが、お花の周囲をしっかりとした色で支えたいという思いに現れたのかな。
また、雨ですね。