masa の眼
食卓で目の前に座る私の顔を覗き込んでは
目の奥に平常を探すmasaの表情が印象的な朝でした。
この子はわかるんだ・・・とひしひしと感じます。
頭の中で沢山のことがグルグルとめぐっていっぱいになっていること
目を開いているけれどどの視界も脳まで到達していないこと
その、頭の中をしめている物事か普通ではない何か
真剣さを増していることを。
私の表情がふとした瞬間にゆるまないか、
すこしでも緩んだ顔が出る時はママは大丈夫だ、とわかっていて
それを探しているかのように、視線が合うたびに笑いかけてくる。
こういう時のmasaは本当に急に良くできる子になっていて
(いつもなのか・・・)
家の仕事はサクサクと適切なことをどんどんやるし、
練習も早い時間に始めるし、
プリントも途中で「ここまでにしようか」と言っても
「やるの」と言って最後までする。。
幼い子供が、病気になったお母さんに
「お母さん、ぼくいい子になるから治って」という、
あれ、です。
子どもを‟いい子”にさせてしまう親のふがいなさを
省みつつ、感謝する1日でした。