「”じゅりょく”を持つ!」??
稀勢の里は昨日額を11針も縫ったのに、今日、土俵で当たり稽古をしている映像
を見ました。絶対まだ傷口くっついてないのに、土俵の上で転がったりして・
そんな無理して大丈夫なのかしら?
驚くより心配になってしまいます。
色々頭の中だけで予定していることを書きだしていたら
何となく、今ある窮地もmasaの演奏の機会も全て今頑張れるために
用意されているものなのだ、とストンと腑に落ちてきて
素直に何を練習したいのかが見えてきました。
それで、ハノン。「今日はこれをやろう」とめくったページに
モーツアルトがこの曲で練習した、という添え書きも見つけて
ますますモチベーションが上がった(単純ね〜)母(私)が、
masaにトリルの練習を一人預けておりますと
「お水飲む・・」と部屋を出てきたので
さすがに40分以上これだけでは飽きたかな、と
「曲にならない練習だけをずっとやるって、忍耐よね〜」と声をかけると
masaが相槌をうったきがしたので、
「地味な努力が(実力をつけるには)必要なのよ。」と偉そうな声で話しておりました。
すると、お水を飲み終わってすくっと立ち上がったmasaが
「じゅりょくを持つ!!」
と言いました。よく意味が分からない言葉。
2,3度聞きなおしましたが、「じゅりょく」と言っているようです。
どうやら
‟じみなどりょくをして実力をつける”ことが
masa語で
‟じゅりょく”となったようです。
まあ、随分 はしょられたこと。。。
でもいいのじゃない?気合いは入っていましたよ。
あまりにも私に伝わらなかったので、
途中で言うのをあきらめてしまっていたけれど、後になってわかりました。
この後、曲を通してハーフマラソンを描いてみたり、
幼児を集めて歌うストーリーを組み立ててみたり、
一曲を通じてmasaと色々な話ができるのも、曲に
真剣に取り組む機会があってこそかもしれません。
結局、他の事を全て差し置き、
ここにかかっていられる時間を与えられていることに、
感謝です。