「してません。」
いつもの木曜日。masaの修業先へは、地下鉄駅まで車を走らせ
そこから地下鉄⇒バス⇒徒歩という行程です。
外気温は予報通り。マイナス8〜9度とかなり冷え込んだ朝でした。
いつものように車で駅に向かう途中、凍結した道路の関係か渋滞している区間が長く
地下鉄に間に合う為に到着しなければならない時刻に間に合いそうにないな〜と思いながら
ハンドルを握っていると、
目的地の遥か手前で迎えてしまったその時間を時計が指した瞬間に
隣りで小さくガッツポーズをしているmasaが目に入りました。
左手で小さく。。
そして、右手でもガッツ、part2。
「13分を過ぎてしまうと乗り換えに間に合わないから
直接現地まで車で行くね。」といつも説明していたのですが、
今日は敢えて私から時間を過ぎてしまったことを言いませんでした。
でも、わかっていたようです。
それで、
「いま、ガッツポーズした?」
と聞くと
(冷静沈着な声で)「してません。」
「ガッツポーズ、してなかった?」ともう一度。
「してません。」
(おぉ!そう来るか。。)
(次はハクション大魔王の声で)「ガッツポーズ、してましたよねぇ〜?」と言うと
我慢しきれずに、声をひっくり返しながら笑っているmasa。
(今日は寒いものね。車で送ってもらえたらいいな、という気持ちわかるわかる。)
こんな風に小さな偽りを演ずることができるようになっていたことが
(分かり易すぎるだけに)とても面白くて、
これからは、彼の本音がいろいろ見えてきそうな気配を
とてもウキウキして送り届けた朝でした。
夕飯クリップ☆彡
おでんの種を買ってあったのですが、支度のスタート時刻が遅くなってしまい
その具材たちは はんぺんスープ と ちくわもやし炒め に化してしまいました。