~音楽と自然の力につつまれて~ e.w.Hanaの記録

幸せになりたい!幸せを分かち合いたい!言葉ではうまくコミュニケーションが取れないけれど 音楽はできる青年との暮らしの中で、 目の前に起こる出来事をどのように受け止めるか 自然の力や音楽の力に癒されながら模索していく日々の記録です。

滑走路のはなし

いつもより早くぐっすりと眠りについているmasaの姿は
今日1日しっかりお仕事をしてきたことを伝えてくれます。
    「よくやってきたね」
そう言えるのは、いつも本人が寝入ってからですが、
しっかり体が疲れて眠れる安心の中でお仕事をできる環境にいることに
安堵と感謝を覚えます。

今日の午後は今年最初の演奏タイムでした。
機材とお歌の準備のために車を走らせていたところへ、
千歳空港でボンバルディアが誘導路を曲がり切れず雪山に突っ込んでしまった
というニュースを聴きました。当然その滑走路は閉鎖し使える滑走路が1本になっていました。

今日空港を利用する人の心当たりがあったので、まずはそちらへ連絡し、
ふと我にもどってみると

「・・でも、2本あってよかった・・・さすが千歳空港。」などと、
ちょっと違うところで感慨にふけっていた自分がいました。

福岡空港だったらアウトでしょ。もともと一本しかありません。
(でも、雪も降らないしスリップもしないけれど・・。)

その昔の成田空港もたった1本の滑走路で20年もよくやっていたものです。
今思えば奇跡的・・。
空港に向かう道路の途中の検問も、2年前にやっと廃止になりましたが、
なぜそれがあるのかをリアルに知る人も少なくなったことでしょうね。。

長い滑走路が必要なジャンボ機も次第に少なくなり、40年もたてば何を闘争していたのかと
いうことになるのですから、技術の進歩はすごいです。


今日のインシデントを放送していた夕方のコメンテーターは
「もう少しゆっくり進んだら、回避できたのではないか、、などと思いますがね」と
おっしゃっていました。
だったら、あなた、ゆっくり走ってみてください。と呟いてみたくなりました。
上から飛んできて降りて、逆噴射して、タイヤはツルツルの夏タイヤで、
路面凍結で、できるブレーキは全部使って、止まらないのに、
‟ゆっくり”って言えるあなた・・・。

でも、インタビューに答えていた乗客の方の感想がとても明るかったことで
飛行機会社はかなり事故報道の第一印象を助けられたのではないかとおもいました。
あのおじさまには、会社は感謝状を出すべきです(*^^*)。
きっと、
乗っていた人みんな、(乗員乗客みんなが)「あら〜〜。止まらないわ。」という
感じだったのではないかしら。
たまに、ありますよね。
冬で、着陸してから、ちょっと止まるの遅いんじゃない?と思う時。

全員無事だったことは何よりですが、
機内から出られるまでの1時間、機体は電源を切っていたのですね。
これは結構寒かったでしょうね。
毛布を配ってもらって皆さん上着を着て、ガマンなさったのですね。きっと。
暖かい飲み物を配られたのも、降りられる目途がついたからでしょうね。
じゃないとすぐに冷えてトイレに長蛇の列ができてしまいますから。

masaもぐっすりですが、今日は疲れてぐっすり眠れるひとが
いつもより沢山いらっしゃることでしょう。

皆さまお疲れ様でした。

夕飯クリップ☆彡